令和4年6月8日知事定例記者会見（新型コロナウイルス感染症に関する経過報告）

奈良県の新規感染者数は、引き続き大阪府と連動している状況にあります。

「療養先トリアージ基準（4月20日奈良県新型コロナウイルス感染症対策本部会議決定）」の運用をはじめて1ケ月以上が経過しました。

医療・介護関係者のご協力もあって、これまでのところ「療養先トリアージ基準」を支障なく運用できており、新型コロナの治療や基礎疾患の治療等のために入院が必要な方をしっかりとトリアージすることができています。

現在、新型コロナ対応病床に余裕があることから、新型コロナ対策医療と通常医療を両立させるため、感染状況を踏まえつつ、新型コロナ対応病院の意見も聞いたうえで、6月9日より、新型コロナ対応病床125床［うち重症対応病床9床］を縮減し、通常医療の機能を回復させることとします。

感染が再拡大した場合には、速やかに新型コロナ対応病床としての運用を再開します。

ワクチンの接種状況について（全体）

○現時点の接種率等は以下のとおりです。

○若年層の接種率も徐々に伸びてきていますが、65歳以上と比べると低い水準にあるため、この年代の接種率の向上が課題です。

県広域接種会場での武田社ワクチン（ノババックス）の接種開始について

○ 6月24日（金）から、県広域接種会場において、新たに「武田社（ノババックス）ワクチン」による接種を開始します。

○ また、引き続き、7月も県広域接種会場を運営します。