国民スポーツ大会

 

国民スポーツ大会とは       

国民スポーツ大会は、都道府県対抗、各都道府県持ち回り方式で毎年開催され、昭和36(1961)年からは、国のスポーツ振興法に定める重要行事の一つとして、日本スポーツ協会・文部科学省・開催地都道府県の三者共催で行われています。※平成23(2011)年からは、スポーツ基本法第26条に定められています。
令和5年(2023年)鹿児島県の特別大会まで「国民体育大会」の名称で開催され、令和6年(2024年)佐賀県の第78回大会からは「国民スポーツ大会」に名称が変更になります。

国民体育大会シンボルマーク

 

目的

国民スポーツ大会(国体)は,広く国民の間にスポーツを普及し国民の体力向上を図るとともに,地方スポーツの振興と地方文化の発展に寄与することを目的として開催されています。

 

実施競技

 「正式競技」「公開競技」「特別競技」「デモンストレーションスポーツ」の区分があります。


「正式競技」は、本大会と冬季大会、合わせて40競技を行い、競技得点の合計を競う都道府県対抗方式で開催されます。なお、全正式競技の男女総合成績1位に「天皇杯」、女性総合成績1位に「皇后杯」が授与されます。


「公開競技」は、競技の普及や国民のスポーツ振興を図り、生涯スポーツ社会の実現のために、正式競技以外の競技を対象に実施しますが、都道府県対抗得点の対象とはならない競技です。


「特別競技」は、高等学校野球が該当します。その年の夏の成績上位チームや開催県の代表チームなどが出場し、都道府県対抗得点の対象とはなりません。


「デモンストレーションスポーツ」は、県内に居住している方々を参加対象としており、国民スポーツ大会のスポーツ気運の盛り上がりに合わせた時期に開催することで、競技の普及を目指すものです。

第82回大会(2028年)~第85回大会(2031年)における実施競技 ※奈良県は第85回大会になります。

正式競技 

都道府県対抗で実施され、得点対象(天皇杯・皇后杯対象競技)となる競技です。

  • 陸上競技
  • 水泳
  • サッカー
  • テニス
  • ボート
  • ホッケー
  • ボクシング
  • バレーボール
  • 体操
  • バスケットボール
  • レスリング
  • セーリング
  • ウエイトリフティング
  • ハンドボール
  • 自転車
  • ソフトテニス
  • 卓球
  • 軟式野球
  • 相撲
  • フェンシング
  • 柔道
  • ソフトボール
  • バドミントン
  • 弓道
  • ライフル射撃
  • 剣道
  • ラグビーフットボール
  • スポーツクライミング
  • カヌー
  • アーチェリー
  • 空手道
  • 銃剣道
  • クレー射撃
  • ボウリング
  • ゴルフ
  • トライアスロン

 

隔年実施(2競技)

  • 馬術
  • なぎなた


冬期大会正式競技

  • スキー
  • スケート
  • アイスホッケー

特別競技

得点対象となりませんが、その年の夏の成績上位チームや開催県の代表チームなどが出場し、都道府県対抗で行われます。 

  • 高等学校野球(硬式・軟式)

公開競技

得点対象となりませんが、都道府県代表の参加により都道府県対抗で行われ、中央競技団体主導で開催されます。

  • 綱引
  • ゲートボール
  • 武術太極拳
  • パワーリフティング
  • グラウンド・ゴルフ
  • バウンドテニス
  • エアロビック
  • スポーツチャンバラ
  • ダンススポーツ

デモンストレーションスポーツ

得点対象にはなりませんが、県民の皆さんが参加できるスポーツです。

  • 開催県が希望する競技
    (他県の開催例:アームレスリング、インディアカ、ウォーキング 等)