民俗文化財について
民俗文化財とは衣食住、生業、信仰、年中行事等に関する風俗慣習、民俗芸能、民俗技術及びこれらに用いられる衣服、器具、家屋、その他の物件など人々が日常生活の中で生み出し、継承してきた有形・無形の伝承で人々の生活の推移を示すものです。国や県は、重要なものについて「指定」を行っています。また国は、特に記録作成などの必要のあるものを「選択」するとともに「指定」「選択」に含まれないものを「登録」することで保護措置を講じています。
令和4年現在、奈良県内の無形民俗文化財は、国指定7件、国選択3件、県指定42件であり、有形無形民俗文化財は、国指定5件、県指定23件です。