文化財の種類
国が指定する文化財等
文化財保護法では、文化財を「有形文化財」、「無形文化財」、「民俗文化財」、「記念物」、「文化的景観」及び「伝統的建造物群」と定義し、これらの文化財のうち、重要なものを国が指定・選定・登録し、重点的に保護しています。文化財の指定・選定・登録は、文部科学大臣が文化審議会に諮問し、その答申を受けて行うこととされています。
また、無形文化財、無形民俗文化財では、指定のほかに記録作成等の措置を講ずべきものを文化庁長官が選択し、その記録の作成に努めています。
そのほかに、土地に埋蔵されている文化財を埋蔵文化財、文化財の保存・修理に必要な伝統的技術・技能を文化財の保存技術と呼び、保護の対象としています。
(文化庁ホームページより)
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奈良県における文化財指定制度
本県では、奈良県文化財保護条例の定めるところにより、国が指定した文化財以外の文化財で本県の区域内にあるもののうち重要なものを指定し、保存及び活用のため必要な措置を講じています。
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文化財の種類
指定件数
国宝・重要文化財は1,335件(全国3位)
国宝・重要文化財の件数は、奈良県は1,335件と、東京都、京都府に続き全国3位となっています。そのうち、国宝の件数は206件と東京都、京都府に続き全国3位となっています。
種別ごとに見てみると、彫刻(ほとんどは仏像)及び建造物の国宝の件数は、ともに全国1位です。彫刻は全国の件数140 件のうち54.3%にあたる76 件、建231 件のうち27.7 %にあたる64件が奈良県にあります。
(令和6年4月1日現在)
史跡名勝天然記念物は149件(全国1位)
史跡名勝天然記念物の総件数は、奈良県は149件と全国1位となっています。そのうち、特別史跡名勝天然記念物の件数は12件と、京都府に続き2位となっています。
(令和6年4月1日現在)
■文化財件数一覧
国指定・国登録、県指定、市町村指定の順に、文化財の種類毎の件数を載せています。
国指定・登録については、奈良県(件数)、全国(件数)、対全国比(%)を表示しています。
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文化財指定件数(一覧表)(pdf 137KB)