2022年11月号
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【vol.41】
ものづくりが大好きな社員と共に社会の役に立つ
株式会社ダイワホーサン
代表取締役社長
辻本 小百合(つじもとさゆり)さん
縫うことへの情熱
弊社は1966年に主に輸出用のかばんを製造する会社として、父と叔父を中心に起業しました。起業当初は、それぞれの製品に適したミシンの種類や使い方など、縫製に関するノウハウが乏しかったため、苦労したと聞いています。それでも試行錯誤を行い、かばんの生産数を徐々に伸ばしていきました。1970年代からは、かばん作りで蓄積した技術やノウハウを基に、自動車のシート、カーテンなどのインテリア用品の製造も行うようになりました。今では介護・医療・防災用品の他、公共交通機関のシートカバーや床材など、幅広い分野の製品を製造しています。
常にお客様の立場で
弊社は、「働くとは、傍(はた)(社会)を楽(らく)にすることである」を社是としています。お客様との直接対話を基本として、悩みの解決や幸せにつながる製品の開発に取り組んでいます。
小学生の通学用カバン「Dランド」は軽さ、耐久性、耐水性だけではなく使い心地にもこだわった弊社を代表する商品です。実際に小学生に使ってもらいながら、行政や大学などの研究機関と連携し、何度も改良を重ねました。障害のある子どもにも使いやすいデザインにしたことで、「軽くて使いやすい。すごく楽です。」など、たくさんの喜びの声を頂いています。
社会に貢献
社員が生き生きと働く会社を目指して働き方改革を進め、休暇を取得しやすい環境を整えています。また、男性の育休取得の推進や超過勤務の縮減にも取り組んでいます。奈良県中小企業家同友会の勉強会に参加し、他の企業との意見交換などを通じて、社員のスキルアップを図っています。
これからも、ものづくりが大好きな社員と共に、常にお客様の立場に立ったより良い製品・サービス・技術を提供し、社会に貢献していきます。そして社員がさらに誇りを持てるような会社を目指します。
ダイワホーサンのかばんなどの商品やこだわりについて、詳しくは上記HPから!