全国のサービスステーション(SS)数は、ガソリン需要の減少、後継者難等により減少し続けています。
近隣にSSがない住民にとっては、自家用車や農業機械への給油や移動手段を持たない高齢者への冬場の灯油配送などに支障を来すといった、いわゆる「SS過疎地問題」の顕在化が懸念されています。
SS過疎地は、市町村内のSS数が3 か所以下の自治体として定義されています。
奈良県内のSS過疎地の現状(令和4年3月31日時点)
〇SS数が0箇所 〇SS数が2箇所
・三宅町 ・斑鳩町
・上牧町 ・安堵町
・黒滝村 ・下市町
○SS数が1箇所 〇SS数が3箇所
・三郷町 ・山添村
・御杖村 ・平群町
・高取町 ・曽爾村
・明日香村 ・天川村
・王寺町 ・下北山村
・野迫川村
・上北山村 計 20町村
・川上村 その他都道府県のSS過疎地の状況はこちら
・東吉野村
国の取り組み
(1)SS過疎地問題について
資源エネルギー庁では、地域が一体となって課題解決に取り組む一助となるよう、SS過疎地問題ハンドブックを取りまとめています。その他の事業については資源エネルギー庁HPをご覧ください。⇒資源エネルギー庁HP
(2)SS過疎地対策に係る支援策について
SS事業者向けの補助事業については、全国石油商業組合連合会・全国石油業共済協同組合連合会のHPをご覧ください。
⇒全石連HP