【調査の趣旨】
国においては、令和2~4年度を性犯罪・性暴力対策の「集中強化期間」として、「性犯罪・性暴力対策の強化の方針」に基づき、教育・啓発等を進めていくこととされている。文部科学省と内閣府が連携して作成した生命(いのち)の安全教育の指導の手引きにおいては、幼児期における教育のねらいとして、「自分と相手の体を大切にできるようになっていく」ことが挙げられているところです。
また、令和4年3月に策定した本県の就学前教育のガイドライン「奈良っ子はぐくみ基本方針」では、すべての子どもに「健やかに大切に守られ、はぐくまれる権利」を保障する観点に立ち、「自己肯定感・自尊感情」、「他者への寛容なこころ」、「健やかな身体」をはぐくんでいくことを目標としています。
上記を踏まえ、このたび、今後の保育行政の参考とするため、県内の保育所、認定こども園、地域型保育施設、特例保育事業施設、認可外保育施設(以下、「保育施設等」という。)における性教育にかかる取組等の状況を調査しました。
【令和4年度 調査結果】
生命の安全教育(就学前児童に対する性教育)にかかるアンケート調査について【集計結果】