男女共同参画の視点で考える避難所運営
令和6年1月26日（金曜日）13時00分～16時00分
講師：NPO法人 奈良県防災士会
毎年、全国各地で災害が発生し、避難所が開設される中、多様な立場の人たちが安心して過ごせる避難所を運営するにはどうすればよいか、男女共同参画の視点を取り入れた避難所運営のポイントを学ぶ講座を開催しました。
まずは講師より、近年に起こった大災害の避難所の現状と課題、様々な配慮が必要な被災者への支援についてご講演いただいた後、受講者は各グループに分かれて避難所運営ゲーム「HUG」を行いました。今回は南海トラフ地震が発生し、小学校に避難所が設けられた想定でゲームに取り組みました。
受講者は、カードに書かれた年齢や性別、けがや病気といった避難者の情報を元に、体育館や教室への避難者の振り分け方、通路の確保などについて、熱く議論を交わしながらゲームを進めており、とても有意義な時間となりました。
※避難所運営ゲーム（HUG）とは・・・
H（hinanzyo 避難所）U（unei 運営）G（game ゲーム）の頭文字を取ったもの。各避難者の情報が書かれたカードを、避難所の体育館や教室に見立てた平面図にどれだけ適切に配置できるか、また避難所で起こる様々な出来事にどう対応していくかを模擬体験するゲーム。