【発表案件】
○県立4施設における観覧料の見直しについて
○「奈良県広報担当VTuber」愛称の発表及びお披露目動画の公開
【質疑応答】
○広域防災拠点について
○提出された要望書に対する回答書について
○令和6年能登半島地震への本県の対応等について
司会:
おはようございます。ただいまから知事定例記者会見を始めさせていただきます。
本日の記者会見は、ユーチューブ、奈良県公式総合チャンネルでライブ配信するとともに、配付資料もホームページに掲載しております。
本日は、知事からの発表案件が2件ございます。それぞれの発表後に質疑応答の時間を取らせていただきます。
【発表案件】県立4施設における観覧料の見直しについて
まず、1件目の発表案件は、県立4施設における観覧料の見直しについてでございます。
知事から発表いただきます。知事、よろしくお願いいたします。
知事:
先日の臨時の記者会見で、県立美術館等、4施設の観覧料の見直しをするということをご説明させていただきまして、その詳細が決まりましたので、本日、報告をさせていただきます。
お手元に横長の資料があると思いますけれども、4月1日より、下段のほうに書いてございます外国人観光客及び海外からの長期滞在者につきましては、有料とさせていただきたいと思っております。引き続き、継続実施というところでございますけれども、小学校、中学校、高等学校等の児童及び生徒、65歳以上の高齢者、身体障害者等、それから、留学生のうち、まほろばパスの所持者などは、引き続き、継続実施をさせていただきます。ここに書いてないんですけど、観光ボランティアガイドの方も引き続き無料とさせていただく予定にしております。
まほろばパスというのは、どういうものかといいますと、資料をお配りさせていただいておりますが、奈良県内に留学をしている外国人留学生の皆様に、奈良県内の美術館や博物館、それから、寺社仏閣等を見ていただきたいと、帰国後に情報発信をしていただきたいと、そういう趣旨で実施しているものでございます。県立の施設のみならず、寺社仏閣等も対象となっておりまして、令和5年では既に1,500枚ぐらい発行されてます。非常に利用もされているということで、こちらは、同じ外国人ではございますが、引き続きこのパスを持っている方は無料とするということにさせていただいた次第でございます。
私からは以上です。
司会:
それでは、ご質問がございます方は挙手にてお願いをいたします。
NHKさん。
記者:
改めてですけれども、このように外国人観光客に対して、長年にわたって、これらの施設が無料であったということについて、知事はどのように感じていらっしゃいますか。
知事:
先日も申し上げましたけれども、あまりこの制度自体が外国人の皆様に周知されていない。多くの場合、窓口に来て初めて、外国人は、無料なんだということが分かるということのようです。それであれば、外国人観光客の方を誘引する、観光客を増やすということにはつながらないんじゃないかと。一方で、そういう特段の誘客の促進の効果につながらないのに、日本人は有料で、外国人は無料というのはなかなか合理性がないということで、県民をはじめとする国内の方にご理解がいただけてないということで、見直すことにしたものでございます。
記者:
今回の見直しによって、どれくらいの収入といいますか、収益が新たに加わることになるという試算はありますか。
知事:
その試算はしてないです。
記者:
先日の会見の際に、今回の件を受けてあらゆることを総点検されるというご発言ありましたが、その結果については、いつ頃まとまるご予定ですか。
知事:
11日の庁議でその旨を言いまして、不合理な制度があれば来週中ぐらいには、報告してくださいと申し上げてまして、25日の庁議で報告して、検討することになっております。
記者:
仮に不合理なものがあれば、それは公表されるというお考えですか。
知事:
はい。ただ、25日と、年度末であり、いろんな検討をしなくてはいけませんので、見直しするとしても、4月1日からすぐにとはいかないかもしれません。
【発表案件】「奈良県広報担当VTuber」愛称の発表及びお披露目動画の公開
司会:
それでは、2件目の発表案件に移らせていただきます。
2件目は、「奈良県広報担当VTuber」愛称の発表及びお披露目動画の公開についてでございます。
知事、よろしくお願いいたします。
知事:
何度か、この場で奈良県の広報担当VTuberを新たに設けるというお話をさせていただきました。これまでキャラクターのデザインを公募し、応募されたものに対し県民投票を実施し、このキャラクターを選定したわけです。このキャラクターの愛称は、奈々鹿です。
愛称の決定の経緯でございますけれども、昨年の11月1日から17日にかけて、愛称の募集を行い、約1,430名から応募がありました。その後、1次選考で5作品に絞り、2次選考として県庁職員による投票で奈々鹿というものに決定をした次第でございます。この愛称、奈々鹿というのは、実は3名の方からそれぞれ別個に同じ名前での提案がございまして、応募要領に基づき、抽選を行った結果、県内在住の方がグランプリ受賞者に選ばれたものでございます。今後、奈々鹿さんには、奈良県広報広聴課の職員として広報担当のバーチャルユーチューバーとして活動していただきたいと考えております。
続きまして、お披露目動画というのがございますので、ご覧いただきたいと思います。
(動画視聴)
知事:
どうもありがとうございました。
今後の予定でございますけれども、県のホームページでプロフィールや活動状況、略歴等を掲載していきます。また、奈良県公式総合ユーチューブチャンネルにて、今ご本人からもお話ありましたように、観光地や施設等の紹介、イベント、行事等の告知など、旬な情報を動画にて配信をしていきます。配信頻度は、約3分の動画を月1本、約30秒のショート動画を月2回程度配信する予定でございます。それから、奈々鹿専用のエックスアカウントを設けまして、奈良に関する様々な情報をVTuber奈々鹿目線で随時発信します。それから、イラストの利用については、広く皆様にご利用いただけるよう、利用取扱要領や利用ガイドラインなどを整備する予定にしてまして、具体的には、観光のパンフレットや事業のガイドブックなどへの利用を検討しております。
私からは以上でございます。
司会:
それでは、ご質問がございます方は挙手にてお願いをいたします。
毎日新聞さん。
記者:
改めて、奈々鹿さんに期待されること、デビューに当たって、どういう効果があればいいなと思うかというところの受け止めをお願いします。
知事:
これまで、県政情報をお届けする主なツールとしては、テレビや新聞、県民だより奈良、それと、ホームページやSNSだったわけですけれども、10代から30代の若年層への遡及が十分ではなかったかと思っておりまして、県の情報発信ツールと若年層の情報入手ツールにミスマッチが起こっていたと認識してますので、こういうVTuberを活用することで、若い人たちに県政情報がより浸透して、県政に興味を持ってもらって、ひいては、奈良県愛を深めていただいて、できれば県内にとどまって仕事や生活をしてほしいなと、そういったことを視野に入れて、こういったことを考えた次第でございます。
記者:
ありがとうございます。さっき動画で、知事とコラボしたいなって奈々鹿さんがおっしゃってたときに、めっちゃ無表情でしたけど、何かコラボとかはされないんですか。
知事:
いや、ちょっとこれ、僕が作ったんじゃないですけど、恥ずかしいなと思いました。
記者:
そのうちできたらという感じですかね。
知事:
はい。
記者:
分かりました。ありがとうございます。
司会:
ほかに質問はございますでしょうか。
朝日新聞さん。
記者:
公的機関がこういう女性キャラクターを使うことについては、性差別的ではないかといった批判にさらされてきたような経緯もあると思います。かわいらしい女性キャラをアイキャッチとして使うということについて、ジェンダーの観点から違和感を訴える指摘もあろうかとは思うんですが、その辺り、知事のご見解、いかがでしょうか。
知事:
今回、この作品の募集、それから、どれをキャラクターに決定するか、全て公募とか、投票でやってますので、その結果、選ばれたということなので、ある程度理解は得られていると認識をしているところでございます。
記者:
じゃあ、知事の元にはあまり反対の声は届いていないということですか。
知事:
私のところには届いてないし、広報広聴課にはどうですか。
担当課:
広報広聴課にも好意的な声のほうが多くて、あまり批判的な声というのは届いてない状況ですので、皆さんから応援いただいていると認識をしております。
司会:
よろしいですか。
朝日新聞さん。
記者:
ちなみに、広報広聴課なんですけど、批判的な声というのは、どういった声があったんですか。
担当課:
批判的な声はほぼありません、これに関しては。そういう意味では、好意的な声のほうが多い。ちょっと言い方がまずかったかもしれません。批判的な声は全く届いておりません。
記者:
分かりました。
司会:
産経新聞さん。
記者:
改めてなんですけども、この愛称の奈々鹿さんという名前について、知事はどういう印象を持たれたといいますか、ありましたら、教えてください。
知事:
短いですし、奈良の奈が入って、鹿も入っているので、非常にいいんじゃないかと思います。県職員の投票で決めたんですけれども、県庁職員4,811名のうち、42%に当たる2,009名が投票されて、この奈々鹿が最多であったと。全世代で最多の得票を集めて、2位と230票の差があったということでございますので、ほかの若草ことね、奈良まほろ、鹿野かの、若草ばんび、5つあったんですけど、この5つの中では奈々鹿がいいかなと私も思いました。
司会:
共同通信さん。
記者:
このプロフィール、年齢は秘密とか、身長、これはどなたが決めた、これも応募ですか。
担当課:
これは、公募ではございません。身長であれば、ご本人を測って、県職員として採用されましたので、採用時にご本人に確認したとご理解ください。
記者:
何かプロフィール、すごく細かいなと思ったんですけども、これ、キャラクターとか、性格とかは、県職員のほうで決められたということ、ごめんなさい、分かりました。
司会:
ほかに質問はございますでしょうか。
奈良テレビさん。
記者:
今後の予定について、ちょっとお伺いしたいんですけれども、YouTubeへの投稿が、3分程度の動画を月1本というのは、VTuberとしては少し頻度が少ないのかなと思うんですが、これは今までの県民だより等と合わせて、月1本ということにされたのでしょうか。
担当課:
より多く発信していきたいとは思っておるんですが、3分の動画を1つ作るのにも、奈々鹿さんには頑張ってもらわないといけないというのもありまして、ひとまず、3分程度の動画を1本、ショート動画を2本で進めていきたいと思っております。今後、もう少し頑張って発信していくようであれば、もう少し多く投稿、発信していきたいと思っております。
記者:
では、今のところは、月1本という想定でしょうか。
担当課:
はい。しばらくは、この頻度で発信していきたいと考えております。
記者:
分かりました。ありがとうございます。
司会:
時事通信さん。
記者:
県庁内にいろいろモニターとかありますが、常時どこかで見れたりするんでしょうか。例えば、広報広聴課に行ったら実際に会えたりとか、そういうことはあるんですか。
担当課:
このパネルに関しては、県庁にも飾りたいと思っていますし、県庁内のデジタルサイネージにも動画を流せたらと考えております。また、公式チャンネルで随時見ていただけますので、ぜひチャンネル登録していただくとともに、できましたら、Xについてもフォローしていただいて、動向を確認いただけたらと思っております。
記者:
分かりました。
あと、せんとくんとの区別について、改めてご説明願えますでしょうか。
知事:
せんとくんには、従前どおりの活動をしていただきたいと思ってまして、奈々鹿さんには主に、ネットとかSNSとかユーチューブとか、若者向けのメディアで活躍していただきたいと思っています。
記者:
分かりました。ありがとうございます。
広域防災拠点について
司会:
それでは、その他のご質問も含めて、ご質問がございます方は挙手にてお願いいたします。
朝日新聞さん。
記者:
五條市の計画のことで何点か教えていただければと思います。まず、先日来、議会でもテーマに上がってましたけれども、決定の経緯について、12月5日の段階で防災の担当課から五條市に中核的防災拠点を整備したらどうかという提案があったということでした。結果的には、それが橿原市になったわけですけれども、当然、トップの判断で提案が覆ることはあってよいと思いますが、それなりの合理的な理由は当然求められると思います。改めて、担当部局からの提案を覆す合理的理由というのは、どういうところにあったと知事はお考えでしょうか。
知事:
まず、有事に使うだけで平時はほとんど利用されないような防災施設というのは、あることはあるんですけど、基本的に数は少ないですよね。堺市の泉北に国のそういう拠点があるんですが、例えば、兵庫県の三木防災総合公園とか、京都府の山城運動公園は、中核的な防災拠点として位置づけられているわけですが、いずれも、日頃はスポーツとか、レクリエーションのために使ってまして、有事のときは、防災拠点にすぐさま変わるといった運用をしています。やっぱりそういう形の防災拠点じゃないと、日頃から維持管理費だけかかってしまって、非常にもったいないという発想が私にはございます。ですから、五條市の大規模広域防災拠点の計画は、もともと滑走路などを念頭に置いてましたから、平時の活用方法というのは、ほとんど私は聞いてないんですよ。だから、まず、そういう施設を造るということはもったいないということと、あとは、五條市の立地ですよね。これについては、議会でも何度も申し上げてますが、五條市は大和平野の南西の端にありまして、プレディアゴルフというのは、ほぼほぼ和歌山県との境に接しています。南海トラフは、南のほうが想定震度が高いので、五條市の旧大塔村など、五條市の中心街より南とか、さらにその南の十津川村については対応できますが、一方で、奈良盆地東縁断層帯の直下型地震が起きたときは、大和平野全域に被害が及びますので、北への備えを考えたときには、県立橿原公苑のほうが、東西南北、どこへもアクセスがよいので、当然、中核的防災拠点というのは、南海トラフだけでなく奈良盆地東縁断層帯の直下型地震も念頭に置きますので、それを両方考えると、やはり五條市よりは県立橿原公苑のほうがいいだろうと思います。県立橿原公苑は、物資輸送拠点となり得るような、屋根があってかつ床面積がある施設が今まではなかったんですけれども、第一体育館と第二体育館を統合したアリーナにすることで物資輸送拠点にもできるということで、中核的な広域防災拠点として求められるであろう4つの機能を全て満たすということで、そちらのほうが適切であるというふうに判断したということです。
記者:
ありがとうございます。
その関連で、もう1点質問させてください。中核的防災拠点を橿原市としたということですけれども、もともとの防災担当課の提案では、南海トラフを想定した場合に、12ヘクタール以上の面積が必要だということでした。その根拠は、南海トラフで自衛隊とか消防、警察の応援部隊を受け入れるときには3,300人ほどになると。3,300人をそこに駐留させるには、12ヘクタール中10ヘクタールが必要だという想定があったみたいです。この10ヘクタールという面積に対して、今、橿原公苑で確保できる面積は、この間、1月24日に発表された、野球場、駐車場、多目的スペースの面積を足し合わせると、私が計算したところ、5ヘクタールぐらいなんですよね。面積が半分ぐらいしかないというのは、1か所に自衛隊、警察、消防が集まれないと思うんですけども、その点は大丈夫なんでしょうか。
知事:
まず、その3,300人という数字は、基本的に想定ですよね。一定の人員がいて、その2割が南海トラフが起きたときに近畿に派遣されます。その近畿の2割というのは国の想定ですが、そのうちの何割が奈良県に来るかというのは、県の防災担当部局の想定ですので、本当にどれぐらいの規模の地震が起きて、どれぐらいの人員が必要かというのは、実際に起こってみないと分からないというのが一つです。もし、県立橿原公苑で足りないのであれば、当然、すぐ近くにある、橿原市の橿原運動公園で、緊急消防援助隊とか自衛隊を受け入れることもできるだろうと思っております。さらに、それでも足りないということであれば、議会で再三答弁しているとおり、五條市に、備蓄倉庫やヘリポートに加えて、そういう部隊を展開するような場所を設けるということも、広域の受援体制も考える上で今後検討していきたいと思っています。ですから、まず、数字自体が想定であるということと、県立橿原公苑で足りなければ、そこだけで全てを賄うわけではなく、近くにある橿原運動公園や、場合によっては五條市も視野に入れてるということでございます。
記者:
つまり、3,300という数字は、もちろん県の防災担当課がシミュレーションした数字で、絶対的な値ではないけれども、逆に言うと、3,300人を受け入れるためには県立橿原公苑だけでは足りないというのは、そのとおりなんでしょうか。
知事:
私も、自分自身が数字の積算をしたわけではありませんが、そういう、平場で11ヘクタール必要だとかいう話は聞いてます。それが本当にそうなのかどうかは分かりません。
記者:
ただ、できるだけ大きい地震を想定して、受け入れるスペースを確保するというのは重要な観点だと思うんですけど、ですので、実際に3,300人ぐらい必要だとなった場合は、県立橿原公苑以外も活用するということですね。
知事:
橿原運動公園をお借りします。
記者:
分かりました。
知事:
すぐ近くですから。
記者:
あと、最後にもう1点質問させてください。この議会で、自民会派から、太陽光の設置条例の改正案が提案されて、この間、経済労働委員会で可決されました。この条例改正案についての知事の受け止めを教えていただけますか。
知事:
条例改正案には、法令上も実務上もいろんな問題点があると認識しています。
記者:
もう少し具体的にお願いします。
知事:
手元に資料がないので、今は申し上げられませんが、現在いろいろそういった分析はしてます。
記者:
これは議員提案ですが、その問題点について、知事として何か問題があるということでしたら、発出したほうがいいと思いますが、どこかの場で何か意見を述べられるんでしょうか。
知事:
それは、またどういう形で対応するか、検討しているところでございます。
記者:
議会なので、維新の会派も含めてということでしょうか。
知事:
はい。
記者:
分かりました。ありがとうございます。
司会:
ほかに質問はございますでしょうか。
毎日新聞さん。
記者:
さきほどの関連で、もし、3,300人の収容のためのスペースが足りないのであれば、橿原市の施設である橿原運動公園を使うということでしたが、もしそういう場合は、橿原運動公園を借りることになるというのは、橿原市に伝達はされてるんでしょうか。
知事:
はい、中核的防災拠点として、併せて指定させてほしいというのは、記者会見でも申し上げてますよね。橿原市長にもお伝えはさせていただいています。
記者:
橿原市のほうからのレスポンスというのはどうだったんでしょうか。それについては別に問題はないという答えはいただいてるということですか。
知事:
いや、検討しますというレベルの答えをいただいてます。
記者:
現状はそれということですか。
知事:
はい。
記者:
分かりました。
知事:
ただ、もし中核的防災拠点に指定されてなかったからといって、災害時にその場所が空いていて、陸上自衛隊や緊急消防援助隊に貸してくれませんかというお願いをされて、貸せませんとは言わないと思いますよ。つまり、中核的防災拠点に指定されていようが、されていまいが、県のことは嫌いなんで貸しませんと、そういうことを言われる首長はいないんじゃないですか。
司会:
ほかに質問はございますでしょうか。
時事新聞さん。
記者:
五條市の太陽光発電のことについて、議会のやり取りの中で、防災施設のサイズについては見直す余地があるかもしれないという話があったと思います。最初はキャンプとか造らないというお話だったと思いますが、現状の知事としての頭の整理を一度教えていただけますでしょうか。防災施設と太陽光のところの面積や、今後どうされていくか。
知事:
現時点で決まっているのは、ヘリポートと備蓄倉庫。それは何のために造るかというと、太陽光で発電した電気で蓄電池に充電して、それを停電した被災地に運ぶという、そういう新たな防災拠点にするためには、蓄電池を置くための倉庫とヘリコプターが離発着するヘリポートがいるということは決まっています。これは担当課のはじいた数字で、私は精査していませんが、備蓄倉庫とヘリポートで5、6ヘクタール、それ以外のベースキャンプ等やるとしたら、それも含めて10ヘクタール。そうすると、残り、森林とか、木があるところは伐採せずに、ゴルフ場のコースになっているところだけで太陽光パネルを敷き詰めるとしたら25ヘクタールと聞いています。防災部分の10ヘクタールが減れば、太陽光パネルの分も増えるという、そういう関係になります。ですから、防災部分がマックス10ヘクタールで、太陽光がミニマム25ヘクタールということになったわけです。ですから、防災の10ヘクタールが例えば9ヘクタールになったら太陽光は26ヘクタールになるとか、そういう関係にあるわけですけど、では、有識者を含めた広域的な受援体制を検討した結果、10ヘクタールではなく、もう少しあったほうがいいということになれば、太陽光を25ヘクタール以上と決めているわけではないので、今度は太陽光の面積が減ると、そういう関係にあるということです。
記者:
分かりました。
キャンプ場については、まだ議論の最中ということですかね。
知事:
いや、その議論はまだ全然していないです。
記者:
全く造らないと決めたわけでもないということですね。
知事:
はい。
記者:
分かりました。ありがとうございます。
提出された要望書に対する回答書について
司会:
ほかに質問はございますでしょうか。
毎日新聞さん。
記者:
要望書、橿原市長ほか22市町村からと、北葛城郡の3町から要望書が来ている件で、お尋ねをさせていただきたいのですが、特にこの間、提出された北葛城郡3町のほうは、要望のところに、今後、事業進めるに当たっては、事前の相談、事前の協議をお願いしますという文言がありました。回答書を見る限り、その事前の協議、事前の相談を今後どうするみたいな話は回答書の中に特記はされてなかったように思うのですが、事前の協議、事前の相談に関する知事の考え方を改めてお伺いしてもいいですか。
知事:
回答書にも書きましたけれども、王寺駅南側が適切だとは思わないので、見直したいということは、記者発表の前に事前に伝えておりますし、協議については、広陵町長を除く西和7町で、改めて王寺駅南側も含めて広く適地を見つけたいと、ついては、候補地に関する情報を提供してくださいということで呼びかけて、それで、複数の町から候補が出てきましたので、そのプロセスは、私は協議のプロセスだというように思っておりまして、そういったプロセスで進めることについて、町から理解が得られたからこそ、合計8か所の候補地が提案されたというように思っております。事前にもお知らせし、候補地を募って客観的に決めるということをご説明させていただいて、候補地が出てきたということも踏まえると、それは事前に協議をしたことにはならないのですかというのが私の疑問ということなのですよ。それ以上に何をすればよかったのですかということは、要望書にも書いてなかったので。
記者:
分かりました。今後の事業、西和医療センターのことに関しては、そういうふうに進んできたことかと思います。橿原市の件、免許センターの移設とか、あの辺りも含めると、要は事前の協議というのは、この見直します、こういうふうにしようと思いますの提案ではなくて、見直そうと思うのだけど、どうですか、こういうふうにしようと思うのだけど、どうですかという、そういう段階の議論をさせてくれ、西和の場合は、免許センターの移設であるだとか、そういったところとは違って、町を交えた候補地の選定とかもあったと、そういうプロセスがあったのは違うと思うんですけれども、そこに関しては、橿原市のときに会見で、私、聞いたと思うのですけれども、あくまで県の事業であって、迷惑施設とか共同の施設とかでもない限りは、県からの説明で、地元への責任と言ったらあれなんですけれども、それは果たされるものと考えているということをお伺いしたのですけれども、一応そのスタンスにお変わりはないでしょうか。
知事:
今の県有施設って、人口が急増した昭和40年代とか50年代に造ったものが多くて、いずれも老朽化しているのですね。今後そういう老朽化して建て替える必要の出てくるような施設っていっぱいあると思うのですけれども、では、それらを現地で建て替えられれば現地で建て替えるのでしょうが、利用しながら現地で建て替えるのは、なかなか技術的にも難しいので、移転して建て替えるというやり方が普通になると思うのですよね。その場合、基本的な方針は、県の未利用地があれば、まずそこから使うというのが基本スタンスです。ですから、同じ市町村の中に県有地があれば、もちろんそこが優先されるとは思いますけれども、ただ、同じ市町村内に県有地があるけど、面積が足りないとか、ちょっと駅から離れているとか、あるいは、土地に傾斜があるとか、使いにくいような場合は、もうそれは残念ながら他市町村に行かざるを得ないと思うのですね。まだ使い道のある土地が遊んでいる、それは県民の財産です。財産があるのに、わざわざ新規に購入をして建てるというのは、私は県民の理解を得られないと思うのですよね。ですから、別に説明も協議もするのですけれども、県有地をまず最初の検討対象にするというスタンスを変えるつもりはないので、そうすると、説明や協議はしても、そこの市町から出ていかざるを得ないということは僕はあると思います。その場合に、絶対、転出するのは反対と言われても、隣町にこれだけいい土地があるのだから、そこを使うのは合理的でしょと、私も思うし、多くの県民も思うので、その場合にそのスタンスを変えるつもりはないのですよね。ですから、免許センターに関していうと、私が知事になる前は、田原本町はサッカー場を造るという話で、奈良県立医科大学の新キャンパスの横に新たに40億円を出して土地を購入するという計画が進められていまして、橿原市長がああいう行動を取られた背景には、買ってもらえることを想定していた地権者の反発というのがあるというふうに思っていますし、そういうふうにはっきり橿原市長からも聞きました。記録は残っていませんが、口頭で聞きましたので、そうすると、当てが外れた地権者が何でやねんというふうにおっしゃられるのは分かるのですが、県としては、隣町である田原本町に十分な土地がある以上、それを使うというのは、私は当然の判断だと思っております。ですから、説明して、協議して、橿原市が、いや、絶対その40億円でその奈良県立医科大学の横に建ててほしいと言われたら、その提案に乗るかというと、正直言いまして、乗らないです。ですから、協議をして見直す余地があるのであれば、協議はしますけれども、その乗らないという判断が合理的だと思いますので、地元が反対しているから従前のここでやってくれという理由だけでは、お互いが協議して譲歩し合って、第3の道を探るみたいなことになりにくいのではないかと思います。
記者:
その合理的かどうかの判断も、外から見たら、こっちのほうが圧倒的に理があるように見えるけど、現地の話を聞いてみたら、そういうことでもないということが分かったみたいなケースもあると思うのですけれども、そういう場合でも、基本的には県の判断、ひいては知事の判断ということになるのかもしれませんが、基本的にはこっちのほうが理があるというスタンスなのですか。
知事:
橿原市長のおっしゃることも、田原本町ではなくて、奈良県立医科大学の横でやることがよりいいのですよって、そういう提案の仕方はなかったですよ。ただ単に説明が足りないとか、協議が足りないということであって、田原本町では駄目で、橿原市でやることが優れているのだという、そういう中身に関する提案は全くなかったし、橿原市長のほうから、一回も、これはおかしいので、一度会ってくださいという申出もなかったですよ。説明、協議が足りないと言われても、もっと説明してくれとか、協議してくれと言われたこともないし、田原本町では駄目で、橿原市の奈良県立医科大学の横でやることのほうが県民サービスにとって優れているというような、そういう説明や提案の仕方もなかったですから、私としては、だから、協議のしようがないのですよね。
記者:
分かりました。一連の流れを見ていると、合理的理由がなければというか、基本的に、あくまで事業は県のものですという知事の認識と、幾ら県のものであっても、その事業をやるのは地元なのだから、地元の意見も反映されてしかるべきだという、首長らの認識のところでちょっとずれがあるように見えていまして、そこの認識のずれを正さないと、同じことの繰り返しになるような気がするのですけれども、改めて、こういうスタンスで県はいきますよというところの意識の共有みたいなことはこれまでされたことはあったんでしょうか。
知事:
これまでそういうことを公に表明するような機会はなかったのですけど、先ほど地元でやるのだからと、とおっしゃいましたかね。
記者:
首長は結構地元の意見も聞いてくれ、地元の意見も踏まえた上で協議をしてくれというふうに言っているので、そういうところです。地元だから云々というのは、僕が勝手に言っただけなのですが。
知事:
利用者目線で考えるならば、県知事は全県の代表ですから、橿原市長や王寺町長や上牧町長は、その市や町の代表ですけど、私は一応県の代表ですから、全県的な視点で物事を考えて判断する必要があるじゃないですか。その場合に、奈良県立医科大学の新キャンパスの横と、田原本町の県有地と、田原本町だったらすごく県民サービスが低下するかというと、私はそうは思わないですよね。奈良県立医科大学の新キャンパスの横は多分、最寄り駅は坊城駅になるのかな。坊城駅って、近鉄の南大阪線ですよね。近鉄南大阪線の各駅停車しか止まらない駅と、近鉄橿原線の急行の止まる田原本駅で、かつ王寺駅からも近鉄西田原本線で来れて、旧道ですけど、国道24号線も走ってて、それは、県民全体の視点から取ったら、どちらが利便性が高いかというと、それは田原本町だろうと思いますし、県民負担ということを考えたって、40億円出さなくて済むわけですから、私は県民目線で考えたら、田原本町のほうがいいでしょというふうに思いますよね。橿原市長は、地元の地権者とか、地元の意見を代表して物を言っているわけだから、そうおっしゃるのは分かるけど、県全体で考える私と地元のことだけ考えてご発言される橿原市長と、どう考えたって折り合わないのではないですか。それぞれ背負って立っているバッググラウンドが違うのだし、立場が違うわけですから。私からしたら、県民目線で考えて、奈良県立医科大学の新キャンパスの横のほうが優れているという何か具体的な提案があれば考えますけど、ただただ地元から出ていかれたら困るのだと、土地を買ってもらえる期待を持っていた地権者から突き上げを食らっているのだと。これでは、話し合って解決し、一致点を見いだせるとは思わないのですよ。それは西和医療センターでも同じであって、王寺駅の隣が、JR大和路線、隣が法隆寺駅なわけですよね。それは、王寺町や上牧町の人からしたら、1駅向こうになるから便が悪くなるかもしれないけども、斑鳩町とか、安堵町とか、三郷町とか、平群町の人からしたら王寺駅と大差ない、河合町からしても、むしろ、車で行ったら王寺駅より法隆寺駅のほうが近いわけですから、そうすると、ちょっと広陵町は急に要望書において突然出てきたので置きますけど、結局、王寺町と上牧町は自分の町から遠くなるから反対。でも、残りはむしろ近くなったり、大差ないからここでもいいよと。じゃあ、そのほかの客観的要素を考えたら、ずっと王寺駅前よりも法隆寺駅前のほうが面積は広いし、幹線道路にも面しているし、浸水想定エリアにもないし、移転補償しなきゃいけない物件も何もないわけですよね、自転車駐輪場とか、線路とかないわけですから。さらに病院を核としたまちづくりも期待できるということになったら、県民全体の目線で判断する私からしたら、いや、それは法隆寺でしょとなります。2町は反対しているけど、ほかの5町は別に何も言ってないのだからということになれば、これは立場が違うから幾ら議論したって折り合うことはないし、さらに言えば、やっぱり町民向けのアピールとしてやっておられる部分もあると思うのですよ。自分のところから出ていくのに、町長、市長、県に何も文句言わないのかと。文句の一つぐらい言いやという、当然、県民や市民や町民の声があって、ああいう文書を出されているわけですから。そういったことも含めて考えると、一応ちゃんとした手続は踏んでいるつもりなので、説明が足りなかった、協議が足りなかったという問題なのかなと感じます。それぞれの立場が違うし、どの視点、どのポジションで判断するかという違いですから、私は特にこの意思決定プロセスに問題があったとは思っておりません。
記者:
知事の考えを地元の首長に伝えて、反対だけでは議論にならないので、反対以外の、何か議論がしたいのであれば、それなりの理由を持ってきてくださいと伝えたほうが、知事もいいと思うんですよ、そのほうが建設的な議論になるわけですから。ですので、そういう知事のお考えを橿原のことや西和医療センターに関わる首長だけではなく、広く市町村長の皆さんに伝える機会がありましたかという質問です。
知事:
そういう機会は今までありませんでした。今後、奈良県市町村長サミットの場とかでそういった機会を設けてもいいと思いますが、今の話は要望書を出された町長も分かってると思いますよ。分かっているけど、いろんな事情から、背後におられる有権者からしたら、遠くになるのに文句も言わないのかというような議員さんとか町民、市民もいるわけだから、そういった人たちに向けたアピールという面もあるわけですから。ですから、私はそういうもんだと受け止めています。ただ、それを言うこと自体は、地元の町長とか、市長とかの立場だったら、それは言うだろうなというのは理解しますよ。ただ、言う以上はちゃんと事実に基づいて言ってくださいよと、そういうことで回答書を出したわけです。
記者:
今後、そういう説明の場は設けていくのはやぶさかではないということでしょうか。
知事:
はい、やぶさかではありませんが、別に今まで不足していたからというわけではないです。
記者(毎日新聞):
わざわざ説明をしなくても分かってくれていますよねということですかね。
知事:
はい。私は、県全体の立場で県民サービスが低下しないか、財政負担が増えないか、そういう視点で判断するのが仕事なので、同じ首長をされていれば、それは多分分かると思います。ただ、地元から出ていくのに、地元の首長としたら何か言うとかなあかんやろなっていうのも、私も市町村長をしていたから分かります。
記者:
分かりました。ありがとうございます。
司会:
ほかに質問はございますでしょうか。
時事通信さん。
記者:
橿原市はその要望書を出されたときに、記者への説明では、橿原から北に行くことで、より南の人たちにとっては不便になり、北の人たちにとっては、電車なんだからちょっとぐらい優遇してくれたってもいいんじゃない。やっぱり車で行く人たちは、すごく大変なことなんだという説明があったんですけども、その辺りについて、まず、知事に、そういう説明があったのか教えてもらえますか。
知事:
そういう話は聞いていないです。
記者:
全県の立場である知事としては、この話を聞かれてどう思われますか。
知事:
まず、橿原より南の、吉野郡の町村民や町村長からそういった意見を聞いてるかというと、私は一切そういう意見は聞いていないです。要するに、新ノ口から田原本に2駅北に行くから、吉野郡としては困りますというようなことは一切聞いていないし、吉野郡選出の県議会議員である維新の松尾県議も、全然そのようなことは言われたことがないと言っていますし、まず、その事実が1点です。それと、じゃあ、県民の皆さんが免許センターに行く機会というのは、一般的には免許の更新のときに行くか行かないかです。優良ドライバーであれば、地元の警察署でも免許の更新ができるじゃないですか。違反とかしたら、免許センターで講習を受けないといけないけれども、普通の人は1年に1回も行かないですよね、二、三年に1回行くか行かないかというレベルの話です。じゃあ、そのときに電車に乗って2駅さらに上に行くと。だけど、考えてみれば、八木から各駅停車で新ノ口まで1駅ですよね。八木から各駅停車で新ノ口まで1駅行くのと、急行に乗って1駅、田原本に行くのと何分違いますか。1分か2分だと思います。さらに車で行くにしても、せいぜい、5分とか、10分じゃないですか。だから、そういったことを考えると、私からしたら、亀田市長のおっしゃることは取ってつけた理由だと思います。
記者:
なるほど。
私の認識では、要望書が、全首長とは言わないですけど、いろんな首長が連名で出されていたので、南の市町村の要望として出されているのかなと思っていたので、そこは知事としてはそういうふうには受け止めてらっしゃらなかったということになるんですかね。
知事:
はい。それで、どうしてこれに署名されたんですか、名前を連ねたんですかと何人かの町村長に聞いたところ、「それは隣町同士の付き合いもあり、言われたら名前ぐらい出さないといけないし、ほかの人もみんな署名してると言うので、それならいいわと思って、日本人の悪いところで付和雷同的に署名してしまいましたが、知事の文書を見て、確かに一方だけの言い分を聞いて、他方の言い分も聞かずに判断して署名したというのは軽率だった」と言われた村長が3人おられます、名前は出しませんが。
記者:
分かりました。
知事:
大して考えもせず、隣の人がみんなサインするなら、それならいいわみたいな、そんな感じだったらしいです。22の市町村長が集まって議論したかというと、そんなことは全くされていません。
記者:
分かりました。
多分、知事に伝わってなかったことを実際、橿原市とお話しされたらいいのではないかと思いますが、その辺り、ご対面されたりする予定はないのでしょうか。
知事:
別にあってもいいですが、今私が言ったことは、一番、亀田市長が知っていることじゃないですか。市町村長が全員集まって議論したわけではなくって、短期間で、これに対して名前連ねてくれと、どういう言い方で承諾を取ったのか知りませんが。
記者:
そうですね。亀田市長はそういうふうに記者に説明されていたので、そこが知事に伝わってるか確認したかったです。
令和6年能登半島地震への本県の対応等について
司会:
ほかに質問はございますでしょうか。
NHKさん。
記者:
能登半島地震の県の支援のことについて、ちょうど今月で今年度が終わりになりますが、隣接する大阪府は新年度以降も被災地への支援を続けるというご意向らしいですが、奈良県の支援は、今年度いっぱいなのか、それとも新年度も続けるご予定か、知事はどのようにお考えですか。
知事:
今年度で終わりたいという報告は所管課から受けていないので、来年度以降も続ける認識です。今度、本部会議がありますので、そこで議論することになると思います。
記者:
知事としては、引き続き末永い支援というのは必要だと思いますか。
知事:
そうですね、まだ避難所で生活を余儀なくされている方もおられますので、そういう面でいうと、医療とか、衛生面での支援は必要になってくるでしょうし、ボランティアの派遣も必要になってくると思います。ボランティアの派遣は当然、年度をまたぐと思います。さらに、これから仮設住宅の建設が大きな課題になってくると思います。なかなか仮設住宅の適地を見つけるのが大変だと聞いておりまして、現地の市町村等の職員はそれ以外の業務等で手いっぱいなので、仮設住宅の建設のための場所の選定とか、業務発注までの様々な段取りは、これから他府県の職員が行って応援しなければいけないと思うので、引き続きそういうニーズがある以上、派遣は続けるということになろうかと思います。
司会:
ほかに質問はございますでしょうか。よろしいでしょうか。
幹事社さんよろしいでしょうか。
それでは、以上をもちまして知事定例記者会見を終了させていただきます。ありがとうございました。
※発言内容については、読みやすくするために質疑テーマごとにまとめています。
また、発言の趣旨を損なわない範囲で文言を整理する場合があります。