~奈良県では、「学生が企業や地元との交流を通じて成長できるまち MIYAKE」を目指し、奈良県から世界で活躍できる人材の輩出を目指しまちづくりを進めています。~
三宅町の新しいまちづくりの検討に際して、奈良県では「産業の強化、雇用の創出、人材育成」をテーマに、県内外の企業やスタートアップ、大学・学校、有識者等の声を聞いてきました。
学生(教育機関)からは、寮へのニーズや様々な人々との交流、企業・スタートアップからは、人材確保や若者のニーズ把握のための交流といった声が挙げられました。こうした学生や企業から寄せられたリアルな声を踏まえ、三宅町の新しい用地活用の方針を「次世代を担う学生×企業のまち」とし、まちづくりに踏み出します。
新しい学生寮の形「ヤング・イノベーション・レジデンス」とは?
新しいまちづくりの核となる施設として、次世代を担う学生達が世代や背景、言語を超えた交流ができる全く新しいタイプの学生寮「ヤング・イノベーション・レジデンス」を新設します。
3つの機能(居住、企業や地域との学び・交流、イノベーション)を有し、県内大学や高専、企業・スタートアップと連携し様々なプログラムを展開するなど、学生と企業が生活しながら成長できる多様な学び・交流を創出します。
1)学生と企業・スタートアップを繋げる学生寮!
ヤング・イノベーション・レジデンスでは、単なる居住だけではなく、活動の拠点となるインキュベーションエリアや、企業や地域に広く開かれた交流エリアの併設を予定しています。先鋭的な企業やスタートアップから日常的に刺激を受けることで、学生が、社会人・起業家として社会に羽ばたく力を養います。
また、企業・地域と日常的に繋がることで受けることのできる刺激や実践的なプログラムにより、「学生時代にチカラを入れたこと(ガクチカ)」を積み上げることもできます。
2)研究や新産業にチャレンジする企業とともに目指す街づくり
企業誘致エリアには、地域課題の解決や先鋭的な技術研究などチャレンジ精神のある企業を誘致します。「ヤング・イノベーション・レジデンス」のコンセプトに賛同し、次代を担う若者の育成に積極的な企業とともにまちづくりに取り組みたいと考えています。
奈良県から世界で活躍できる人材の輩出を
学生と企業、地元との交流を通じて、夢や可能性を広げる「ヤング・イノベーション・レジデンス」。世代や言語の違いを超え、多様なバックグラウンドを持つ人々と“リアル”に交流する経験が、一人ひとりを大きく成長させてくれます。奈良県から、三宅町から、世界で活躍できる人材を輩出していきます。