ギャンブル等依存症とは
- ギャンブルなどにのめり込んでコントロールができなくなる精神疾患の一つで、日常生活や社会生活に支障を生じることがあります。
- 借金の問題だけでなく、うつ病を発症するなどの健康問題、さらに家庭内の不和や虐待、自殺などの社会問題を引き起こすこともあります。
- 適切な治療と支援により、回復が十分に可能です。
ギャンブル等依存症の特徴は?
- 誰もがなり得る病気です。ギャンブルなどが習慣化すると、年齢・性別・社会的立場に関わりなく、誰でも依存症になる可能性があります。
- 自覚しにくい病気です。症状が徐々に変化するため、異変を自覚しづらいことがあります。また、「いつでもやめられる」などと思い込んでしまい、支援や治療に繋がりにくいことがあります。
- 人間関係よりも、ギャンブルなどを行うことを優先してしまうために、関係が悪化し、家族や周りの人を巻き込んでいきます。
- 病気になる前から自分や周囲の人間を信じることができず、つらい体験をしている場合があり、依存症になることで孤立し、ますますギャンブルなどにのめり込むことがあります。
依存症が疑われる方とは?
以下の2項目以上あてはまる場合はギャンブル等依存症の可能性があります。
□ Limitless
ギャンブルをするときには、予算や時間の制限を決めない、決めても守れない。
□ Once Again
ギャンブルに勝ったときに「次のギャンブル等に使おう」と考える。
□ Secret
ギャンブルをしたことを誰かに隠す。
□ Take money back
ギャンブル等に負けたときにすぐに取り返したいと思う。
出典
ギャンブル依存症自己診断ツール「LOST」
田中紀子、松本俊彦、森田展彰、木村智和、病的ギャンブラーとギャンブル愛好家とを峻別するものは何か:LINEアプリ・セルフスクリーニングテストを用いた病的ギャンブラーの臨床的特徴に関する研究
まずはご相談ください
「もしかして依存症かもしれない」と不安を感じたら相談してみませんか?
相談は本人だけでなく、家族などからも受け付けています。
【県相談窓口】県精神保健福祉センター:0744-47-2251
啓発動画