日本で手話はいつ誕生したのですか?
明治11年に日本で初めてろう教育を行った、京都盲亜院ができました。そこへ聞こえない子どもたちが集まり、身振りの表現が手話の誕生につながったとされています。
明治時代からろう教育が全国に広まり、手話も広まっていったのですね。
しかし、その後の世界ろう教育者会議で、ろう教育は※1読唇と※2口話法を用いることが決議され、日本でも「口話法」が普及しました。昭和8年には、ろう学校で手話の使用が事実上禁止されました。
そのような経緯があったのですね。
そんな中でもろう者の間では「手話」は使われ続け、大切に受け継がれてきました。また、平成18年に国連総会で採択された障害者権利条約に「手話は言語である」と明記され、国内の自治体でも手話言語条例の制定が広がり、手話に対する認識は変わってきました。
教育・教える
横に向けた右手人差指を前方斜め下へ2回振る
会議(する)
両手親指を立ててつけ合わせたまま、水平に円を描く
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