第2回インターネット写真展

私たちの暮らしに密接に関わっている水の大切さについて県民の皆様に再認識していただくため、『水』をテーマにした写真展を開催しました

多数のご応募ありがとうございました。入賞作品が決定しました。



【審査員総評】・・・審査員  写真家 矢野建彦氏
様々な方法で「水」を表現され、非常に楽しい作品が集まった。惜しくも落選された作品の中にも、構図を考慮して部分取りしたり、逆光線で撮影するなどの工夫をすると、表現力が増す作品が見られる。


【最 優 秀 賞】

ようやく訪れた春 ふりそそぐ光に川面は いち早く輝きをまします。川辺のネコヤナギと共に 室生川の早春の情景です。
(「早春の川辺」 奈良市 油谷洋子さん)
「水」を表現するには、申し分のない作品である。川の前に写されたネコヤナギが春らしさを感じさせ、すがすがしい。


【優秀賞】


【優秀賞】

雨上がりの午後、少女は蓮の葉にたまった雨水を、蓮の茎を吸って飲みました。
(「蓮の葉の水を飲む少女」 奈良市 福西 均さん)

毎年、娘と行く吉野川。危険もなく娘は魚採りに夢中になります。この川がいつまでも泳げるきれいな水であることを願います。
(「魚採り」 柏原市 東 秀一さん)
蓮にたまった水を題材にした発想がすばらしく、少女の表情もほほえましい。
望遠でとらえることにより、無心に遊ぶ少女のシルエットがくっきりと浮かび上がり、 いきいきとした様子が伝わってくる。





【優秀賞】



6月の梅雨時 大台ヶ原の森の奥に出来た小さな泉、大自然の水の恩恵を受ける私達。この地から流れ出た水のお陰で生きさせてもらっている有り難さを感じる。
(「神秘の泉」 広陵町 出口博司さん)


澄んだ水と、木々の緑の構図がすばらしく、水の美しさがうまく表現された作品である。





【入 賞】


【入 賞】

日本の永い将来は必ず水不足と言う大きな問題となることは間違いないでしょう。人々が水の取り合いで戦いが生ずるかも知れません。
(「清流」 奈良市 藤井俊弘さん) 

つがいのアヒルが水際で休んでいました仲が良く見ていて微笑ましくなりました
(「そろそろ行きますか?」 広陵町 辻本武文さん)
日陰を利用した色合いと、手前の岩を取り入れられたことによる奥行きのある表現が良 い作品である。
ほほえましい風景、良いシャッターチャンスを見つけた。




【入 賞】


【入 賞】

暑い夏、奈良公園の池では、鹿さんも、水を求めて・・・・ 口からこぼれ落ちた水で、池にきれいな波紋が出来ました
(「水を求めて」 葛城市 南 明男さん)

奈良県下で一番南端、前鬼川の上流で水のきれいな川で、ロープで崖を5m降り、腰まで川に入り撮影しました。
(「流れ清流」 天理市 阪口義一さん)
波紋がうまく表現されており、水の美しさを引き立てている。
透きとおった水、美しい場所が大胆に表現されている。




【入 賞】


【入 賞】

水は、人間をはじめ生き物の生命維持にはなくてはならない大切なものである。その水は、人間の活動によってきれいにもなり、またきたないものにもなる。 また姿も多種多様である。ある夏の朝、山里の小さな池ですばらしい姿が朝の太陽の光を受けて美しく輝いていた。純白の水華である。おかげで、すがすがしい気持ちで一日が始められた。
(「水華」 天理市 老田輝男さん)

けしてきれいではないのに様々な生物を育む池。小さな生物たちの生命力に子供は惹きつけられて、自分の世界に取り込もうと必死だ。
(「『いる?』『いるいる』 葛城市 真実の花さん)
逆光線を使い、バックを暗くして、噴水の水しぶきをうまく表現している。
無心で遊んでいる所を上手に表現したほほえましい作品。