むかしの奈良県(ならけん) 奈良盆地(ならぼんち)は雨(あめ)の量(りょう)がすくなく、大(おお)きな川(かわ)がないために、昔(むかし)から水不足(みずぶそく)になやまされてきたんじゃよ。 昔(むかし)は井戸(いど)を掘(ほ)って地下水(ちかすい)を水(みず)としてつかっていたんじゃが、飲(の)み水(みず)としては、あまり良(よ)くなかったんじゃ。
「生活(せいかつ)に必要(ひつよう)な安全(あんぜん)な水(みず)がいつでもたくさんつかえればいいのにな」というみんなのねがいにこたえるために水道(すいどう)がつくられたんじゃ。
上水道(じょうすいどう)のしくみ みんなが利用(りよう)している水(みず)は、「上水道(じょうすいどう)という市や(し)や町(まち)や村(むら)がもっている水道(すいどう)から、家(いえ)や学校(がっこう)におくられているんじゃ。
県営水道(けんえいすいどう)の誕生(たんじょう) ところが、奈良盆地(ならぼんち)に住(す)む人(ひと)や工場(こうじょう)などがどんどんふえてきたため、市(し)や町(まち)や村(むら)の水道(すいどう)だけでは水(みず)が足(た)りなくなってきたのじゃ。 そこで、ならけんは水不足(みずぶそく)で困(こま)っている市(し)や町(まち)や村(むら)にたくさんの水(みず)を送(おく)ろうと考(かんが)えて「県営水道(けんえいすいどう)」をつくったんじゃよ。
奈良県(ならけん)が大(おお)きなバケツをつくって、たりない水(みず)はそこからだしているんだね。 つまり、 市(し)や町(まち)や村(むら) のバケツと奈良県(ならけん)のバケツがいっしょになって協力(きょうりょく)してるんだね。
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