スイカづくりのポイント

スイカづくりのポイント

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苗定植時期
収穫時期

























作る場所
水はけのよい砂質の畑を選びましょう。また連作にならないように注意してください。

土づくり、肥料のやり方
元肥には堆肥、腐葉土や苦土石灰等を必ず施し、よく耕しておきます。スイカは元肥が多いと、つるぼけになり着果が悪くなるので注意しましょう。1平方mあたり堆肥3kg、苦土石灰50g、有機化成肥料100gを施用します。

植え方
苗は購入苗を利用しましょう。定植は畝幅3.6m程度の畝に株間1~1.2mで根鉢を崩さないように浅植えします。畝の中央部にはあらかじめ黒のポリマルチをしましょう。植え付け後は軽くかん水します。

枝・つるの整理
親づるは本葉5~6枚で摘心して子づる3本仕立てとし、つるが絡み合わないよう配置します。つるの整理がしやすいようにつるが伸びるに従い、しきわらをします。
19~20節に雌花が開花するので人工交配を行い確実に着果させます。雌花の開花日には日付を付けておきましょう。着果するまではかん水は控え、確実に着果したら新しいつるがいつも伸びるくらいかん水します。
追肥
追肥はつるが50cmにのびた頃に1回目を、1株に1~2株着果した頃に2回目を行います。
1株あたり化成肥料50gをつるの先端に施します。

収穫時期
開花後40~45日くらいで(1)果実をたたくと濁音がしたとき(2)着果節位の巻きひげが1/3程度枯れたとき(3)果実の肩の部分が張り花落ちの部分がへこんできたときなどが収穫の目安になります。

病害虫の防ぎ方
主な病気は疫病、炭そ病、つる枯病などで、害虫はダニ、アブラムシが発生します。早期に薬剤防除を徹底することが重要です。病気については過繁茂に注意すること、整枝を行い通風をよくすること、しきわらやマルチを十分にすること、被害葉や果実は畑から持ち出すこと等が必要です。害虫については、シルバーマルチをしくこと、畑周辺の雑草を防除することが必要です。

栄養・特徴
全体の94%が水分でビタミンA、B1、B2、Cが含まれています。ビタミンの量はさほど多くありませんが、量を食べる果物なのでビタミン補給に役立ちます。また、利尿作用によく、腎臓病にも効果を発揮します。

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