品種と特性
大きく分けると長ダイコンと聖護院などの丸ダイコンに分けられるが、各作型によって使用する品種が違うので注意が必要です。
最も一般的な秋冬ダイコンの品種は、耐病総太り、YRくらま等があります。
ダイコンは本葉4枚時から根の肥大が始まるので、この時期からの肥切れ、水不足をさせない管理が重要です。
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牛乳瓶やビール瓶で播き穴を作ります。 |
つくる場所
ダイコンは根が深く張るので畑でできるだけ深く耕し、排水の悪いところでは高畝にします。
連作すると土壌病害の発生が多くなるので、輪作できるように心がけてください。
土づくり、肥料のやり方
肥料は元肥を主体に、1平方mあたり石灰150g、ヨウリン40g、化成肥料100gを施します。
播き方
うね幅120cm、株間35cm、条間60cmの2条植えにし、1ヶ所に4~5粒の点まきにします。
秋冬どりの場合は、8月下旬~9月中旬にかけて種を播きます。
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本葉3~4枚で2本にし、
本葉6~7枚で最終間引きします。
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間引き
本葉1枚のときに3本に間引き、本葉3~4枚のときに2本、本葉6~7本のとき(最終)に1本にし ます。間引きは形の悪いもの、病害虫におかされているものを取り除きます。 |
畑の土が硬かったり、石などの異物があると
ダイコンの先が裂けたり、変形します。 |
収穫
収穫が遅れると「す」(根の内部に空洞ができる)が入るなどの原因になるので、適期収穫に努めてください。秋冬どりの場合、播種時期、品種によって収穫時期が違いますが、10月下旬から翌年の2月にかけて収穫できます。
病害虫
・キスジノミハムシの幼虫が根を食害し、根の表面に筋をつけます。
・そのほかにコナガ、ヨトウムシ、アブラムシ等が発生しますので、初期防除に努めてください。
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