ニラづくりのポイント

ニラづくりのポイント

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月




































翌年





































播種時期
定植時期

収穫時期


















特性
葉幅が広く、葉肉が厚く柔らかいものが好まれています。ニラは、多年生作物で1度植え付けると3年くらいは続けて収穫できます。冷涼な気候を好み、耐寒性 が非常に強く、休眠状態で越冬します。




すじ状に播きます。
種まき、苗つくり
苗床には堆肥や有機質肥料、苦土石灰を施用して、よく肥えた土にし、3月中旬~4月上旬に種を播きます。
種まきは15cmの条まきにし、覆土浅め(6~7mm)にします。その上に乾かないように敷きワラをして、十分に潅水し、ビニールトンネルをかけます。播種後10日ほどで発芽します。発芽したら敷きワラを取り除いてください。


畑の準備(1平方mあたり)

多年生の作物なので他の作物以上に土づくりをする必要があります。畑には、元肥として、堆肥4 kg、苦土石灰200g、化成肥料100g、ヨウリン40gを植えつけ前に散布します。



植え付け
苗が大きくなったら、6月上旬~7月上旬に畑に植え付けます。



土寄せ

倒伏や雑草の発生を防ぐために、土寄せを行います。1回目は植え付け後20日頃、2回目は40日頃を目安に行います。



追肥(1平方m当たり)
生育に応じて9月と4月に化成肥料を20gづつ施用します。

収穫

収穫は4月~10月の間、新葉が30cm伸びた頃随時行います。株元より少し上の所から刈り取ってください。


苗が大きくなったら本圃に移植します。

本圃


株元より少し上で切り取ります。            


花茎も食べられます。

食べ方
(1)栄養
ニラは栄養価が高く、ビタミンA、B2が特に多く含まれ、その外にビタミンB1、C、カルシウムも多く含んでいます。
肉や魚の生臭さを緩和させる働きや、ビタミンB1の吸収を高める働きもあります。料理ではレバ ニラ炒めにもよく使われています。
(2)料理「豚肉とニラの炒めもの」
・材料(4人分)
豚肉200g、モヤシ250g、ニラ100g、ショウガ汁少々、醤油大さじ1.5、酒大さじ1.5、砂糖小さじ1、塩コショウ少々、油大さじ4
・つくり方
1)豚肉は小さく切り、酒、醤油各1/2,ショウガ汁で下味をつけます。ニラは4cmの長さに切っ ておきます。
2)中華鍋に油大さじ2を熱し、豚肉を入れて強火で炒め、色が白く変わってきたら、油大さじ2を 足して、ニラとモヤシを入れて手早く炒めます。
3)醤油、酒を各大さじ1、砂糖小さじ1を入れ、塩コショウで味を整えます。

→野菜づくりのポイント目次にもどる