ミツバづくりのポイント

ミツバづくりのポイント

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播種時期
収穫時期
























ミツバ
日本原産の野菜で、特有の香りと鮮やかな緑色が特徴です。野山の湿地や日陰に自生しており、涼しく、水持ちが良く、有機質の多い良く肥えた土で、冬は日当たりの良いところが向いています。高温・長日条件で抽台しますので、夏場は避け、春や秋に栽培します。

種まきと元肥の施用
1平方m当たり、苦土石灰20g、油かす20g、堆肥1kg、全面にまき、低めの90cm幅の畝を作り、上面を平らにしたうえで、4条に2~3cmの深さに播き溝を浅く切ります。
種は一昼夜、水に浸けて、陰干し後に播き、種が隠れる程度に浅く覆土をします。上に、敷きわらを して、じょうろでたっぷりと水をやります。

一般管理
本葉が出始めた頃に、条間に、中耕を兼ねて油かすを施用しますが、同時に1000倍の液肥を施用します。

根株栽培
ミツバには、根株を利用する栽培方法もあります。春播きでは6月に根株を残して収穫した後、肥培管理すれば秋から冬にかけて再び収穫できます。

プランター栽培
庭のない方にはプランター栽培はいかがでしょうか。底に粗いれきを入れ、肥沃な土を入れて5~7cm間隔のすじに播き、薄く覆土します。乾燥しないように潅水し、肥料は少々の菜種油かすを施します。葉が重ならないうちに間引きします。

食べ方
日本料理には欠かせない野菜で、特有の香気や緑を生かして、吸い物、和え物、天ぷらなどに用います。香りや緑を損なわないように、加熱しすぎないことがポイントです。
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