メロンづくりのポイント

露地メロンづくりのポイント

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苗定植時期
収穫時期
























品種
メロンといえばネット系のメロンが代表的ですが、栽培が難しいので、ここではプリンスメロンなどの露地で栽培できるメロンを紹介します。


株間は75cm
畝幅は2.4m

場所
排水のよい肥沃な砂壌土が適します。

畑の準備
苗の定植の1か月前に1平方mあたり堆肥3kg、苦土石灰150gを全面に散布します。元肥は定植10日前までに化学肥料100g、ヨウリン40gを施用しておきます。

植え付け
本葉5~6枚の苗を定植しますが、高温性の作物なので早植えは禁物です。畝幅2.4m、株間75cmで植え付けします。地温の上昇をはかるためにマルチをするとよいでしょう。


つる、わき芽の整理
本葉6枚程度でつるの先端を摘み取り、横からでてくる勢いのよい子づる4本を両方に振り分けて伸ばします。その子づるも葉が15~20枚ついたところで子づるの先端を摘み取ります。その子づるからでてくる孫づるに果実をつけ、葉を2~3枚残してつるの先端を摘み取ります。以後、茎葉が込み合うところは適宜つるを整理して風通しをよくしてください。

開花日を書いたラベルを付けておくと便利です。

追肥、かん水
追肥は定植後約1ヶ月たった頃に10平方mあたり化成肥料200gを施します。2回目以降の追肥は着果を確かめてから化成肥料300gを施します。追肥はつるの先端付近にやってください。

人工受粉
雌花が咲き始めたら朝9時から10時までに授粉を行い着果を促します。

収穫
開花後40~45日たったら試し取りして、順番に収穫していきます。実が付いている葉が枯れあがってきたら収穫できます。

病害虫対策
・ウリ類を連作するとつるが割れる、つる割れ病にかかりやすくなるので連作するときはカボチャ台木に接ぎ木した苗を使用してください。
・雨の多い時期は葉の裏側にすす状のカビがつく、べと病が発生しますので、ジマンダイセン水和剤等を散布します。
・生育の後半に葉の表面に白い粉がかかったように見える、うどんこ病が発生しますので、モレスタン水和剤等を散布します。
・ウリバエ、アブラムシなどがつくので適宜防除してください。

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