地域高規格道路
地域の発展・飛躍を促すためには、核となる都市を中心にした広域的な経済・文化ブロックである「地域集積圏」の形成が必要となります。
地域高規格道路は、高規格幹線道路を補完し、地域の自立発展や地域間の連携を支える役割を担っています。
以下の3つの機能のいずれかを有する道路で、自動車専用道路もしくはこれと同様の高い規格を有し、概ね60km/h以上の走行サービスを提供できる道路です。
これまで、平成6年12月および平成10年6月の2回にわたり、地域高規格道路として整備を進めることの妥当性・緊急性等について基礎的調査を実施する路線を「候補路線」として、また、構造要件を満足し、地域高規格道路として必要な整備を実施する路線を「計画路線」として、それぞれ指定しています。
さらに、「計画路線」として指定されたもののうち、整備のプライオリティ、調査の熟度、地域活性化への効果等を勘案し、
【調査区間】:ルート選定、整備手法、環境影響評価、都市計画等の調査を進める区間
【整備区間】:事業着手に向け、都市計画・環境影響評価手続き、予備設計等を進める区間
をそれぞれ指定し、所要の調査および事業を行っているところです。