編集部の古事記コラム 【黄色い泉?】 今回のお話にもでてきた、黄泉の国って、どういう意味なのでしょうか。 古代の日本語で死後の世界を意味する「よみ」という音に、中国語で土の下にある泉という意味を持っていた黄泉(こうせん)という字を当てたという説が有力です。 古代中国では陰陽五行説に基づいて、黄は土・中央を意味し、世界の中心には万物を生み出す泉があると考えられていたそうです。黄河流域の黄色い土と川のイメージかもしれませんね。
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