『宮崎県における高病原性鳥インフルエンザ発生に伴う対応』について(第1報)

<宮崎県での発生状況>
 ・発生農場:宮崎県延岡市北川町
 ・飼養状況:肉用種鶏農場 飼養羽数約4,000羽


<発生を受けて>
 1 情報収集
 2 家きん飼養者への聞き取り調査・注意喚起(12月16日 家畜保健衛生所より)
  ○ 100羽以上の家きん飼養者へ電話による確認(58戸) 現時点で異常なし
  ○ 家畜伝染病予防法により届出をしている家きん飼養者102戸へ、FAX送信または
   郵送
   ・異常の有無          ・飼養衛生管理の再確認
    ・早期発見、早期通報の再徹底
  ○ その他の家きん飼養者
   ・県HPに掲載
 3 家きん飼養者への立入検査・指導
  ○ 飼養衛生管理基準の徹底指導と遵守状況の再確認
  ○ 消毒薬(消石灰)の配付
  4 危機管理体制の再点検
    ○ 12月16日(火)事務局会議の開催


<11月13日 島根県で野鳥糞から鳥インフルエンザウイルス検出以後の対応>
 1 家きん飼養者への聞き取り調査・注意喚起
 2 危機管理体制の再確認
  ○ 防疫演習の開催(11月20日・27日)
  ○ 事務局会議の開催(11月14日以後 4回)
  ○ 防災・危機管理庁内連絡会議で全庁体制の再確認


<これまでの取組>
 1 飼養衛生管理の徹底(家畜保健衛生所巡回9月~11月)100羽以上の農場 58戸
 2 モニタリング調査 定点モニタリング(3農場、毎月実施、1年間にのべ36戸360羽)
            強化モニタリング(10月~5月実施、H26年3月までに合計250羽)


【報道機関へのお願い】
 1 我が国では家きん肉及び家きん卵を食べることにより、鳥インフルエンザウイルス  が人に感染した事例は報告されていません。
 2 各農場への取材は、本病を含む家畜伝染病のまん延を引き起こすおそれがあること、
  農家の方のプライバシーを侵害しかねないことから、厳に慎むよう御協力をお願いい
  たします。
 3 今後とも、迅速で正確な情報提供に努めますので、生産者等の関係者や消費者が根
  拠のない噂などにより混乱することがないよう、御協力をお願いします。