起業のきっかけ 高校を卒業後、会社員として働いていましたが、結婚して専業主婦になりました。2人目の子どもが幼稚園に入ったときにパートタイムで働き始め、一生働き自立して生きていきたいと考えるようになりました。一生働くには自営しかないと考え、昔からカフェ巡りが好きだったので、カフェを開いたのです。 ▲2013年5月に広陵町で開店しました。 ▲店内のようす。
起業して良かったこと 起業してから、いろいろな方とのつながりがびっくりするほど広がりました。お客様はもちろん、地元の農産物等を使用する「地産地消」の取り組みを進めるなかで知り合った県内の生産者、店内で開催するイベントで知り合った若手音楽家や手作り作家さんなど、いろいろな人と関わることができたことが、一番良かったことですね。 店内のイベントコーナーでは、占いやグラスアートなどさまざまな催しを行い、地元の人と交流しています。
乗り越えてきた課題 経営者とスタッフでは立場が異なりますし、スタッフ一人ひとり違うので、私の思いをスタッフにわかってもらうのにどうしたらいいのかすごく悩みました。毎月1回のスタッフミーティングや個人ミーティングを行うなど、コミュニケーションを多くすることで、だんだん思いを近づけることができるようになりました。また、県が主催する起業家セミナーに参加して、課題を解決するヒントを得ることができました。
起業を目指す人へ 起業をしたいけどさまざまな理由から踏み切れないでいる人も多いと思います。やってみて、うまくいかなくて後悔することもあるでしょう。それでも、いつかは良い経験をしたと思う日が来ると思います。やりたいことをやらなかった場合は、「あのときやっていれば良かった」と、一生後悔し続けると思うのです。迷っているのであれば、挑戦してほしいですね。
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