2月
◆大学生ボランティア指導員 反省検討会を実施しました。◆
日時:平成29年2月25日(土)
14時00分~17時00分
場所:県庁5階 第一会議室(大・東)
出席者:大学生ボランティア指導員
帝塚山大学 経営学部 教授 日置 慎治 氏
内容:感謝状贈呈
青少年・社会活動推進課 課長補佐 挨拶
帝塚山大学 経営学部 教授 日置 慎治 氏 挨拶
各班が実施した講習会の上映
来年度に向けての意見交換
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青少年を有害環境から守る奈良コンソーシアム事務局では、県内の小学生や中学生のインターネットリテラシーの向上のため積極的に取り組んでいただいた大学生ボランティア指導員9名へ感謝状を贈呈しました。
帝塚山大学 日置慎治教授は、「講習会の様子を見学させていただいた。大人が講習会をするときもよりも児童の表情が豊かであり、啓発効果の高さが伺えた。また、児童だけではなく、それぞれ自分自身が得た物があったと思います。」と挨拶されました。 |
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各班の講習会の様子を上映をし、自分の班ではどのような内容で講習会をしたのか詳しく説明しました。
意見交換会では、「各班1回目の講習会を早い段階で終わらせ、2回目に向けて全体で反省会をしたい。」「講習会終了後に先生より終わりの言葉があるが、そこで気づかされる事が多くある。講習会前に学校の先生に一度聴いてもらいたい。」など大学生より前向きな意見が多くでました。
青少年を有害環境から守る奈良コンソーシアムでは、大学生ボランティア指導員の意見を参考にし、よりよい事業となるよう改善していきます。 |
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◆大学生ボランティア指導員 1班による講習会を実施しました。◆
3班
日時:平成29年2月17日(金)
10時05分~14時50分
場所:橿原市立耳成南小学校
対象:小学校6年生 (114名)
内容:スマホ・ケータイ安全利用について
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大学生ボランティア指導員3班は、「ながらスマホ」による事故の危険性や迷惑メールをきっかけとした詐欺被害について耳成南小学校6年生の児童の皆さんに講習会を実施しました。
また、自分たちで制作した動画を使って、無料通話アプリを利用する上での注意点をわかりやすく伝えました。 |
1班
日時:平成29年2月16日(木)
10時50分~11時35分
場所:宇陀市立榛原小学校
対象:小学校5年生(52名)
内容:スマホ・ケータイ安全利用について
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大学生ボランティア指導員1班は、なりすましによる自画撮り被害やながらスマホによる事故等について実例を挙げて榛原小学校5年生の児童の皆さんに講習を実施しました。
また、フィルタリングを「有害な情報からみんなを守ってくれる、スマホの中のお母さん」と例えるなど、わかりやすく伝えました。 |
1班
日時:平成29年2月9日(木)
14時50分~15時40分
場所:河合町立河合第一中学校
対象:中学校1年生(30名)
内容:スマホ・ケータイ安全利用について
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大学生ボランティア指導員1班は、なりすましによる自画撮り被害、ながらスマホによる事故等について実例を挙げて講習を実施しました。
また、無料通話アプリでは意思の疎通がとれず友達とのトラブルに発展してしまう事があることを伝え、どうしたら防ぐことができるのかを河合第一中学校1年生の皆さんに考えてもらいました。
当日は保護者の方も見学に来てくださり、熱心に聴いてくださいました。 |
◆大学生ボランティア指導員 4班による講習会を実施しました。◆
4班
日時:平成29年2月2日(木)
11時40分~12時25分
場所:宇陀市立榛原小学校
対象:小学校6年生(56名)
内容:スマホ・ケータイ安全利用について
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「ネット上で知らない人とやり取りをするとどのような危険性があるのか。」「無料通話アプリではなぜトラブルになってしまうのか。」大学生ボランティア指導員4班は実例を取り上げ説明をしたうえで、どうしたら防ぐことがで
きるのかを榛原小学校6年生の皆さんに考えてもらいました。
また、防止対策として「フィルタリング」の有効性と「ルールづくり」の必要性を伝え、「ルールづくり」についてはどのような「ルール」を作ればいいか児童の皆さんに考えてもらいました。 |
1月
◆大学生ボランティア指導員 2班による講習会を実施しました。◆
2班
日時:平成29年1月26日(木)
10時50分~11時35分
場所:奈良市立西大寺北小学校
対象:小学校6年生(97名)
内容:スマホ・ケータイ安全利用について
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大学生ボランティア指導員2班は、「無料通話アプリによる文字やスタンプだけのやりとりがなぜトラブルになるのか」、「ながらスマホはなぜ危険なのか」など、西大寺北小学校6年生の児童の皆さんに考えてもらいながら、スマートフォン等の安全な利用方法について講習会を実施しました。 |
◆大学生ボランティア指導員 4班による講習会を実施しました。◆
4班
日時:平成29年1月18日(水)
10時45分~11時30分
場所:奈良市立佐保川小学校
対象:小学校5年生(67名)
内容:スマホ・ケータイ安全利用について
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大学生ボランティア指導員4班は、ネット上で知らない人と連絡をとることの危険性や無料通話アプリによるトラブルの事例を取り上げ、なぜ無料通話アプリでトラブルになってしまうのか、どうしたら防ぐことができるのかを佐保川小学校の児童の皆さんに考えてもらいました。
また、「フィルタリング」と「ルールづくり」を児童の皆さんに復唱してもらい、「ルールづくり」についてはどのような「ルール」を作ればいいか児童の皆さんに考えてもらいました。 |
4班
日時:平成29年1月13日(金)
14時50分~15時35分
場所:葛城市立新庄北小学校
対象:小学校4・5・6年生(121名)
内容:スマホ・ケータイ安全利用について
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大学生ボランティア指導員4班は、ネット上で知らない人と連絡をとることの危険性、無料通話アプリは言葉のとらえ方によってトラブルになってしまうなど事例を取り上げ、どうしたら防ぐことができるのかを新庄北小学校の児童の皆さんに伝えました。
また、「フィルタリング」と「ルールづくり」を覚えてもらうため、児童の皆さんに復唱してもらいました。 |
12月
◆「奈良県スマホ学生フォーラム2016」を開催しました。◆
日時:平成28年12月18日(日)
13時30分~15時30分
場所:奈良県社会福祉総合センター 大ホール
概要:・奈良県高等学校生徒会連絡会による発表
・大学生ボランティア指導員による発表
・帝塚山大学 経営学部 教授 日置 慎治 氏による講評
・トークセッション
「生徒・学生・先生で考えるスマートフォンとの上手な付き合い方」
◇奈良県高等学校生徒会連絡会による取組発表◇
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【奈良県高等学校生徒会連絡会役員による取組発表の様子】
・スマホリデーが考案されるまで
・スマホリデーを実施するための周知活動
・スマホリデー実施前、実施後に行ったアンケート結果発表
・スマホリデーについての高校生の感想
などを発表しました。 |
◇大学生ボランティア指導員による取組発表◇
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【大学生ボランティア指導員取組発表の様子】
・事業に参加した動機
・講習会に至るまでの活動内容
・講習会の様子の上映
・講習会を通して実感したこと
・これからの講習会に向けて
などを発表しました。 |
◇帝塚山大学 経営学部 教授 日置 慎治 氏による講評◇
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【帝塚山大学 経営学部 教授 日置 慎治 氏による講評の様子】
・スマホリデーはスマホ利用を考える良いきっかけになったと思う。高校生、大
学生の取組がもっと広がるように大人もがんばらなければいけない。
・「フィルタリングを利用しているから大丈夫。」ではなく、情報モラルの必要
性を啓発活動に入れていかなければならない。情報モラルの需要性が高まって
いる。
・「ルールかモラル」ではなく「ルールとモラル」の両方が必要である。
と、講評いただきました。 |
◇トークセッション◇
テーマ:「生徒・学生・先生で考えるスマートフォンとの上手な付き合い方」
【コーディネーター】
○帝塚山大学 経営学部 教授 日置 慎治 氏
【パネリスト】
○奈良県立高取国際高等学校 中尾 駿希 さん
○奈良県立橿原高等学校 竹内 彩夏 さん
○西大和学園高等学校 堀口 敦視 さん
○奈良教育大学 桐山 笑陽 さん
○近畿大学 太井 健人 さん
○上北山村立上北山小中学校 教員 河島 憲雄 氏
《質問内容》
【スマホをどのように利用しているのか】
・SNSやゲームで利用する。
・1日で3~6時間程度使用する。
・予定の一括管理として使用している。
【ネットモラルについてどう思っているのか】
・ながらスマホはダメと分かっていても、ついやってしまう。
・何でもすぐに写真に撮ってしまったり、ネット上にアップしてしまう。
【フィルタリングについて】
・今のフィルタリングは年齢別や個別設定などのカスタマイズができ、不便性は解消されてきている。安全性
を考えても利用して損はない。
・間違ってアクセスしても、フィルタリングを利用していると大丈夫。
・Wi-Fi環境のフィルタリングも重要で、保護者の方に知識を学んでもらい、しっかりと見守ってあげて
ほしい。
【スマホリデーについて】
・当日はタイムラインやツイッターが減っており、スマホリデーを実施している意識はあったと思う。
・電車の中でスマホを触っていた子がスマホリデーには本を読んでいた。
・暇になってしまい、つい使用してしまった。
【奈良県のネットモラルを高めるにはどうしたらいいか】
・問題の解決法だけでなく、どういった考えを持って利用するかを教えてあげる必要がある。
・横の繋がりで教え、広げていくことが大事だと感じる。
・ネット問題を身近に感じていない人が多いので、リアリティを伝える啓発活動が大事だと思う。
・子供ではなく大人が、もう一度モラルを考え直す必要がある。
など積極的な意見をパネリストの皆さんや来場者の方からもいただきました。
◆大学生ボランティア指導員 1班、3班による講習会を実施しました。◆
1班
日時:平成28年12月15日(木)
10時40分~11時25分
場所:橿原市立畝傍南小学校
対象:小学校6年生(56名)
内容:スマホ・ケータイ安全利用について
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大学生ボランティア指導員1班は、自画撮りやなりすましによる被害、ながらスマホの事故について実例を挙げて、どうしたら防ぐことができるのかを畝傍南小学校の6年生の児童の皆さんと一緒に考えながら講習会を実施しました。 |
3班
日時:平成28年12月13日(火)
10時45分~11時30分
場所:大和高田市立高田小学校
対象:小学校6年生(86名)
内容:スマホ・ケータイ安全利用について
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大学生ボランティア指導員3班は、前回の講習会と同様に位置情報を活用したアプリによるながらスマホの危険性を実演したり、制作した動画による無料通話アプリを利用する上での注意点について高田小学校の6年生の児童の皆さんにわかりやすく伝えました。 |
11月
◆大学生ボランティア指導員 2班、3班による講習会を実施しました。◆
2班
日時:平成28年11月24日(木)
10時35分~11時20分、11時25分~12時10分
場所:桜井市立安倍小学校(2講座)
対象:小学校5年生(54名) 小学校6年生(79名)
内容:スマホ・ケータイ安全利用について
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大学生ボランティア指導員2班は、位置情報を利用したゲームアプリによるながらスマホの危険性、無料通話アプリによる文字やスタンプだけのやりとりだけでは、とらえ方の違いによりトラブルが生じてしまう事、やってはいけない事とわかっていても、ついついやってしまうことなどを問題形式にして安倍小学校5年生と6年生の児童の皆さんに考えてもらいながら伝えました。 |
3班
日時:平成28年11月21日(月)
14時35分~15時20分
場所:桜井市立桜井小学校
対象:小学校5・6年生(59名)
内容:スマホ・ケータイ安全利用について
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大学生ボランティア指導員3班は、位置情報を活用したアプリによるながらスマホの危険性を実演したり、無料通話アプリをなぜ夜中まで利用してしまうのかを動画を制作し、桜井小学校の5年生、6年生の児童の皆さんにわかりやすく伝えました。 |
10月
◆大学生ボランティア指導員 啓発資料事前発表会を実施しました。◆
日 時: 平成28年10月23日(日) 12:00~16:30
場 所: 奈良県文化会館 第2会議室
参 加 者: 大学生ボランティア指導員 11名(全4班)
講 師: 一般財団法人草の根サイバーセキュリティ運動全国連絡会
常務理事兼事務局長 吉岡 良平 氏
内 容: 大学生ボランティア指導員によるプレゼンテーション
(各班40分の発表と班別講評と意見交換)
吉岡氏による全体講評
小・中学校への出前講習会の実施校が決定し、本番を控えた大学生ボランティア指導員は、
合同で事前プレゼンテーションを実施しました。
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【1班の事前プレゼンテーションの様子】
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【2班の事前プレゼンテーションの様子】
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【3班の事前プレゼンテーションの様子】
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【4班の事前プレゼンテーションの様子】
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また、吉岡氏より、
・講習時の目線の位置(講習会の相手を見る)
・フィルタリングの意義を考えさせる事も必要
・ルールづくりについては、回答を用意しておくことも大事(ルールの具体例の例示)
・資料内容にストーリー性を付けると話しがスムーズに入ってくる
など、資料の内容と講習会に必要な技術力についてアドバイスをいただきました。
今後、大学生ボランティア指導員は11月中旬~2月中旬まで、県内の公立小学校・中学校へ9校、全12回出前講習会を実施します。
◆第四回大学生ボランティア指導員内容検討会を開催しました◆
日 時: 平成28年10月1日(土) 12:00~15:00
場 所: 奈良県中小企業会館 会議室
参 加 者: 大学生ボランティア指導員 7名
内 容: 講演会用パワーポイント資料の作成
出前講習会実施校が決定し、さらに10月23日(日)に啓発資料事前発表会を控え、大学生ボランティア指導員は各自で作成してきた資料の検討や見直しを行いました。
また、各班で小・中学生に伝えなければいけない共通項目として「フィルタリングの利用」「ルールづくり」について再度確認し、講習会に向けて資料の完成を目指しました。
8月
◆第三回大学生ボランティア指導員内容検討会を開催しました。◆
日 時: 平成28年8月28日(日) 12:00~15:00
場 所: 奈良県中小企業会館 会議室
参 加 者: 大学生ボランティア指導員 7名
内 容: 講演会用パワーポイント資料の作成
大学生ボランティア指導員は各班に分かれ、スマートフォンやインターネットを利用する上での問題点やフィルタリングサービスやルールづくりについて話し合い、また、リテラシーを向上させるためにはどのような形でわかりやすく伝えれば良いのか意見交換を行いました。
◆奈良県ネット安全安心推進フォーラムを開催しました。◆
日 時: 平成28年8月26日(金) 13:30~16:40
場 所: 奈良県立教育研究所 大講座室
内 容: 第一部 基調講演
「子どもの人生を守るフィルタリング活用法」
【講 師】 デジタルアーツ株式会社 経営企画部経営企画課
政策担当課長 チーフエバンジェリスト 工藤 陽介 氏
第二部 トークセッション
「ネットトラブルから子どもを守るためには」
【コーディネーター】
○帝塚山大学 経営学部 教授 日置 慎治 氏
【パネリスト】
○デジタルアーツ株式会社 経営企画部経営企画課
政策担当課長 チーフエバンジェリスト 工藤 陽介 氏
○KDDI株式会社関西総支社 管理部 マネージャー 楠本 昌孝 氏
○奈良県PTA協議会 顧問 出口 隆司 氏
○帝塚山大学 法学部 3回生 藤井 健瑠 氏
○奈良県警察本部生活安全部
生活環境課サイバー犯罪対策室 室長 佐竹 伸治 氏
第一部 基調講演
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工藤氏は
・インターネットとは何か
・子どもが被害に遭うサイトやアプリの移り変わり
・無料通話アプリでのトラブル
・ネット利用時のマナー
・ネット炎上や個人情報が特定されてしまう理由
・こどもの将来への悪影響を与える可能性
・ネットいじめ
・ネット依存
など、具体的な事例を紹介しながらわかりやすく講演いただきました。
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また、フィルタリングについて
・iOSとアンドロイドによるフィルタリングの設定の違いや機能制限の利用の仕方
・Wi-Fiに対応するフィルタリングについて
・SNSや動画視聴をブロックするフィルタリングの仕組み
などを解説いただき、フィルタリングに関してよくある疑問を解消してくださいました。 |
工藤氏は、「ネットのトラブルに対処できるリテラシーを身につけることが大切である。リテラシーが不十分なうちは、被害に遭いやすい。フィルタリングを利用することで、リテラシーが不十分な子どもの危険を回避するとともに、ブロックがかかるサイトに潜む危険について考えるきっかけを作ることができる。」、「スマートフォンの機器についてわからない事が多くても、どのようなことが危険で、どういったことをするとダメなのかは保護者が教えてあげられます。」と語られていました。
第二部 トークセッション
コーディネーターの日置氏の進行のもと、トークセッションを行いました。
パネリストからは、
・位置情報を活用したアプリゲームは、スマホのマナーや使い方を教えることができるきっかけとなる。まずは大人がルールをしっかり守り利用していただきたい。その上で、しっかりと子どもに安全に遊ぶよう伝えてもらいたい。
・フィルタリング、ルールづくりを強制すると反発がでる。まずは、何が危険なのか、なぜフィルタリングやルールづくりが必要なのかを保護者と子どもが一緒に考えることが大事である。
・フィルタリングを啓発している大人も一度はフィルタリングを設定し、体感してみる事が必要である。そうすることでフィルタリングをもっと知ることができる。
・コミュニティサイトに起因する事犯の被害児童の約95%はフィルタリングをしていなかったとの調査報告がある。フィルタリングを設定していれば、被害児童の数は減らせていたかもしれない。
・「やって良いこと」と「できること」は違う。「できること」がわからなくても、「やって良いこと、ダメなこと」については教えることができる。
など、それぞれの立場から参考になる意見をいただきました。
この奈良県ネット安全安心推進フォーラムの様子は平成28年8月28日(日)午後10:54からの県政フラッシュで放映されました。
7月
◆大学生ボランティア指導員養成事業 第2回内容検討会を実施しました。◆
日 時: 平成28年7月9日(土) 14:00~17:00
場 所: 奈良県庁5階 第一会議室
講 師: LINE株式会社 高橋 誠 氏
参 加 者: 大学生ボランティア指導員 9名
内 容: 講演・ワークショップ
第1部 講演
「LINEのご紹介と、子どもがインターネットを利用する際の注意事項」
高橋講師より、
・Open SNSとClosed SNSについて(LINEはClosed SNS)
・ネットの特性理解、想像力・判断力が必要
・インターネットを賢く使うための知恵
・災害時の情報通信機器の混線による使用不可能時の通信手段
などの子どもたちに伝えなければならない事を講義いただきました。
また、本来のLINEの使い方や目的などについても講義いただきました。 |
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第2部 ワークショップ
「カード教材を利用したワークショップ」
LINE株式会社のカード教材を利用して3班に分かれ、ワークショップをおこないました。
各班員でカード教材を利用したワークショップを行うことにより、
・同じ言葉でも個々の受け取り方が違う。
・絵文字やスタンプも同様である。
・されて嫌だと思うことも人それぞれである。
など、自分と他の人との意識のすれ違いが生じることを実体験し、些細な事からトラブルが
発生してしまう理由をボランティア指導員で共有しました。
5月
◆大学生ボランティア指導員養成事業 第1回内容検討会を実施しました。◆
日 時: 平成28年5月22日(日) 13:00~16:30
場 所: 奈良県警察本部 聴聞室
講 師: 帝塚山大学 経営学部 教授 日置 慎治 氏
参 加 者: 大学生ボランティア指導員 11名
内 容: 講演・ワークショップ
第1部 講演
「青少年のスマホ・ケータイ利用の現状」
日置教授から、
・インターネットを利用するうえで、自分の将来や健康のためにはどうすべきなのか。
・情報発信の怖さやネット依存、ネットいじめ等
・技術(できること)と倫理(やっていいこと)の違いやデジタルタトゥーと言われる消えないネット上への書込みなどの問題点
大学生にこれから小・中学生に伝えていかなければならない大切な事について講義していただきました。
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第2部 ワークショップ
「大学生が考えるスマホ・ケータイ利用の危険性と問題点」
「ネット利用のトラブルを防ぐため、小・中学生に伝えるべきこと」
大学生ボランティア指導員11名が2班に分かれ、
「大学生が考えるスマホ・ケータイ利用の危険性と問題点」
「ネット利用のトラブルを防ぐため、小・中学生に伝えるべきこと」
について考えました。
・進む技術に追いつけていない知識
・娯楽と必要性の境界
・文字だけでのコミュニケ-ション
・使いこなすには自制心が必要
などの意見を発表し、ボランティア指導員で意識の共有をしました。
平成28年度「青少年を有害環境から守る奈良コンソーシアム」代表者会を開催しました。
日 時: 平成28年5月20日(金) 14:30~16:00
場 所: 奈良県庁5階 第1会議室
出席団体: 奈良県子ども・若者支援団体協議会
奈良県PTA協議会
奈良県高等学校PTA協議会
(株)ドコモCS関西奈良支店
KDDI(株)関西総支社
ソフトバンク(株)
一般社団法人モバイルコンテンツ審査・運用監視機構
一般社団法人安心ネットづくり促進協議会
一般財団法人草の根サイバーセキュリティ運動全国連絡会
奈良県警察本部生活安全部 少年課
奈良県警察本部生活安全部 生活環境課サイバー犯罪対策室
奈良県地域振興部 教育振興課
奈良県教育委員会事務局 生徒指導支援室
奈良県教育委員会事務局 人権・地域教育課
奈良県くらし創造部 青少年・社会活動推進課(事務局)
議事内容: ①平成27年度 青少年を有害環境から守る奈良コンソーシアム事業実施報告について
②平成27年度 青少年を有害環境から守る奈良コンソーシアム事業決算報告について
③平成28年度 青少年を有害環境から守る奈良コンソーシアム設置要綱、運営要領について
④平成28年度 青少年を有害環境から守る奈良コンソーシアム事業実施計画について
⑤過去3年間における取組検討会
【会長挨拶】
スマートフォン等の情報発信機器の急速な普及に伴い、インターネット上に氾濫している有害情報やSNS、
コミュニティサイトを介して、青少年が犯罪の被害者や加害者になる事案が後を絶たない。
奈良コンソーシアムは今年で10年目を迎える節目である。今後とも「青少年を有害情報から守る」、「青少
年の健全育成」という重要な責務を果たすため、各団体のみなさま方とより連携強化を図りながら事業を進めて
いきたい。
【議事①~④】
事務局より、平成27年度「青少年を有害環境から守る奈良コンソーシアム」における事業の実施報告と決算報
告、平成28年度「青少年を有害環境から守る奈良コンソーシアム」設置要綱、運営要領の改正、並びに平成28
年度事業実施計画について説明をおこないました。
【議事⑤】
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・大人自身 が、まだまだインターネット利用に関する危険
性について無警戒である。
・「フィルタリング」や「ルールづくり」に対して関心や
意識が低い大人が多くメディアリテラシーの低さも垣間
見える。
・そういった大人に、いかに啓発を行っていくか考える必
要がある。あらゆる機会を通して「フィルタリング」と
「ル ールづくり」の重要性を認識してもらう必要がある
のと同時にメディアリテラシーの向上も必要である。
「青少年と同時に大人へのフィルタリング、ルールづくりの
必要性の周知とメディアリテラシーの向上」をコンソーシ
アム構成団体が共通認識としました。
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