「食が変われば人生が変わる。」その思いが今の活動につながっています。
看護師・アタッチメント食育インストラクター 牧 香奈子さん
(生駒市在住)
-看護師になろうと思ったきっかけはありましたか。-
高校生のとき、誰かをサポートするような仕事がいいなと思っていました。そんな時、学校の先生にきっと看護師が向いていると勧められたのです。自分自身、手に職があれば、女性でも働き続けられると思ったのがきっかけです。
―食育について考えるようになったのはいつ頃でしょうか。―
看護師として勤務中、もっと食事で予防できる病気があるのではないかと思い、勉強を始めました。特に自分に子どもが産まれてからは、よかれと思ってあげている食べ物が本当にいいのか考えるようになりました。
今は、情報が溢れているのに、食生活について学ぶ機会がほとんどありません。
病院の先生や看護師は、予防医学の大切さをわかっていても、目の前の患者さんで手一杯です。
これは、子育て中の人こそ知りたい情報ではないかと思い、最初はマンツーマンで、予防医学と食の話をするようになりました。
-今は、いろんなところで講師をされていますね。-
今後は、全国を回ることを目標にしています。場所によって特徴のある病気があるので、都道府県に合わせた予防医学と食の講座をしたいと思ってます。また、予防医学を実践するには早いに超したことないので、0歳からの予防医学を全国に広めたいと思っています。
牧さんから女性へのチャレンジメッセージ
食育も同じですが、今の積み重ねが未来を決めるのだと思います。
今や、女性だけが栄養や食育を担う時代ではありません。
男性にも家事育児に参加して頂き、お母さんの負担が軽くなれば、「自分のカラダは自分が守る」そんな食育をもっと子どもに残せるのではないかと思います。