奈良県国土利用計画審議会
平成20年度 第2回審議会
◇日時
平成21年1月30日(金)午後2時~3時15分
◇場所
奈良県庁舎 議会棟2階 第1委員会室
[出席委員] 村田会長、今井委員、梶野委員、神田委員、瀬渡委員、辰己委員、豊澤委員 林委員、槇村委員、丸野委員、南委員、山本委員 以上12名
[議 題]
(1)奈良県国土利用計画の改定について(諮問)
-第4次奈良県国土利用計画(案)について
〈概 要〉 奈良県国土利用計画は、国土利用計画法に基づき、概ね10年間の県土利用に関する基本的事項を示すもので、今回は、現行3次計画の次期計画としてこれまで検討を重ねてきた4次計画(案)の諮問を行った。
なお、原案は、前回審議会(平成20年10月23日)で概ねの了承を得ており、その後に行ったパブリックコメント、市町村長への意見聴取、国との意見調整等により、若干の修正を加えたものである。
〈審議の結果(答申)〉 諮問案については、原案どおり承認する旨の答申がなされた。
(2)奈良県土地利用基本計画の変更について(諮問)
〈概 要〉 土地利用基本計画は、都市計画法、森林法、農業振興地域の整備に関する法律等、個別規制法に基づく諸計画の上位計画で、計画書(文章表示)と計画図から成る。計画図は、五地域(都市、農業、森林、自然公園、自然保全)に区分されており、今回は森林地域の変更の諮問を行った。
・変更内容:森林地域の縮小(7ha)
・理 由:計画的な開発事業が進められたことで現況森林でなくなり、森林としての利用 ・保全が図られなくなるが、森林地域全体としての利用・保全を図るうえで、特に支障はないと認められるため
〈審議の結果(答申)〉 諮問案については、原案どおり承認する旨の答申がなされた。
[報告事項]
(1)許可済等林地開発について
〈報告事項の概要〉
林地開発により今後森林地域の縮小が予定されている森林について事務局から報告。
[主な質疑・意見等]
〈奈良県土地利用基本計画の変更について〉
(委 員)土地利用基本計画における森林地域の変更について、事業完了後の後追いのような形での審議になっているが。もう少し早い時期にするべきでは。
(委 員)今後、開発等で変更が予想される森林をなるべく早い時期に審議会に報告するようにすればよいのでは。
(事務局)全国的にそのような諮問になっているのが現状ですが、奈良県では平成17年度に今後変更が予定される森林の審議会への報告を新たに加え、諮問方法の見 直しを行っておりますので、ご理解願います。
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