産官学連携の県のスタンス

 

件名 産官学連携の県のスタンス

みなさまから寄せられた

ご意見

 奈良国立大学機構が事務局として、昨年11月なら産地学官連携プラットフォーム(以下「PF」)ができたと、日本経済新聞で拝見しました。 各団体の対話の場とし、それぞれの強みを生かして新産業の創出や地域課題の解決、若い人材の定着などに取り組む。とあり、奈良の将来のために必要な連携組織体で期待して見ています。 参画団体に奈良県とありましたので、奈良県は一体PFを活用して、どういったことをされているのか見ましたが、よくわかりませんでした。

1 県政として、今後、PFでどういったことをされたい、されるのでしょうか。

2 県域全体にまたがる課題解決のPFだと思います。県としてのスタンス、金銭的支援、人的支援、等、様々な支援があると思いますが、具体的な関与を教えてください。

3 三宅町のヤングイノベレジデンス(以下「YIR」)も、PF設立後に構想を打ち出されましたが、なぜPFを活用されなかったのでしょうか。

4 奈良県産官学連携による魅力ある地域づくり支援補助金を今年度から開始されました。PFとの関係性がまったくないようですが、それはなぜでしょうか。産官学連携PFに参画している中で、連携せずにこの補助金を作られたのはなぜでしょうか。

5 縦割り行政にしか見えず、せっかく産官学連携をされるのでしたら、PFとも足並みを揃えて、県政を進められた方が良いと思います。今後、産官学連携をどう進められるのか、考えを教えていただきたい。

6 知事公室 政策推進課が、県政に関する重要施策の企画、推進及び総合調整に関する事務を所管されていると思うが、産官学連携について、どう関与され取り組まれているのか、取り組むつもりかも合わせて教えていただきたい。

受付年月日:2024年9月19日

 回答

1、2【回答:教育振興課】 現在、PFにおいては、各参画機関が抱える課題やニーズに応じ、協働して、個別のタスクフォースを立ち上げることの検討がされているところです。 また、本県としても、県政が抱える課題について、他の参画機関の高度な知見等を生かし、解決を目指していくとともに、他の参画機関が抱える課題についても、必要に応じて、このPFを通じて、その解決に向けて協力していきたいと考えています。

3【回答:大和平野中央構想・スタートアップ推進課】 本県では、YIR構想に賛同し、様々な技術や知見を有する県内外の企業や学校等が参加したコミュニティを構築しています。これは、各企業、学校等からリアルなニーズやリクエストを聞き、基本的な設計への反映や様々な取り組みを行うことで、YIRを共に創り上げていくことを目的としています。なら産地学官連携PFとは目的が異なり、参画メンバーも異なる見込みであることから、別にコミュニティを構成しております。なお、PF参画団体にもYIRを周知し、ご賛同いただける団体にはコミュニティに参加いただくべく取り組んでおります。

4【回答:美しい南部東部振興課】 本補助金は魅力あるまちづくりに取り組む市町村を支援するものであり、企業や大学等の知見を得ながら市町村主体で実施する事業に対し、補助しております。よって、県内市町村と密に連携を取りながら事業を推進しております。

5【回答:教育振興課】 なら産地学官連携PFに関する情報は、適宜関係課で共有しているところであり、各課の様々な課題について、このPFを活用し、他の参画機関の高度な知見等を活かしながら、解決を図っていきたいと考えています。

6【回答:政策推進課】 本県では、施策を推進するための計画(P)を予算案決定時に公表し、それを実行(D)し、その結果について分析・評価(C)を行い、施策を見直す(A)、PDCAサイクルを推進しております。産学官連携についても、施策を推進するうえで有効な取組であると認識しており、このサイクルの中で取組が進んでいくものと考えています。

担当課

こども・女性局 教育振興課

地域創造部 大和平野中央構想・スタートアップ推進課

知事公室 美しい南部東部振興課、政策推進課



件名
「産官学連携の県のスタンス」

みなさまから寄せられたご意見
 奈良国立大学機構が事務局として、昨年11月なら産地学官連携プラットフォーム(以下「PF」)ができたと、日本経済新聞で拝見しました。 各団体の対話の場とし、それぞれの強みを生かして新産業の創出や地域課題の解決、若い人材の定着などに取り組む。とあり、奈良の将来のために必要な連携組織体で期待して見ています。 参画団体に奈良県とありましたので、奈良県は一体PFを活用して、どういったことをされているのか見ましたが、よくわかりませんでした。

 

1 県政として、今後、PFでどういったことをされたい、されるのでしょうか。

2 県域全体にまたがる課題解決のPFだと思います。県としてのスタンス、金銭的支援、人的支援、等、様々な支援があると思いますが、具体的な関与を教えてください。

3 三宅町のヤングイノベレジデンス(以下「YIR」)も、PF設立後に構想を打ち出されましたが、なぜPFを活用されなかったのでしょうか。

4 奈良県産官学連携による魅力ある地域づくり支援補助金を今年度から開始されました。PFとの関係性がまったくないようですが、それはなぜでしょうか。産官学連携PFに参画している中で、連携せずにこの補助金を作られたのはなぜでしょうか。

5 縦割り行政にしか見えず、せっかく産官学連携をされるのでしたら、PFとも足並みを揃えて、県政を進められた方が良いと思います。今後、産官学連携をどう進められるのか、考えを教えていただきたい。

6 知事公室 政策推進課が、県政に関する重要施策の企画、推進及び総合調整に関する事務を所管されていると思うが、産官学連携について、どう関与され取り組まれているのか、取り組むつもりかも合わせて教えていただきたい。
受付年月日:2024年9月19日

回答
1、2【回答:教育振興課】 現在、PFにおいては、各参画機関が抱える課題やニーズに応じ、協働して、個別のタスクフォースを立ち上げることの検討がされているところです。 また、本県としても、県政が抱える課題について、他の参画機関の高度な知見等を生かし、解決を目指していくとともに、他の参画機関が抱える課題についても、必要に応じて、このPFを通じて、その解決に向けて協力していきたいと考えています。

3【回答:大和平野中央構想・スタートアップ推進課】 本県では、YIR構想に賛同し、様々な技術や知見を有する県内外の企業や学校等が参加したコミュニティを構築しています。これは、各企業、学校等からリアルなニーズやリクエストを聞き、基本的な設計への反映や様々な取り組みを行うことで、YIRを共に創り上げていくことを目的としています。なら産地学官連携PFとは目的が異なり、参画メンバーも異なる見込みであることから、別にコミュニティを構成しております。なお、PF参画団体にもYIRを周知し、ご賛同いただける団体にはコミュニティに参加いただくべく取り組んでおります。

4【回答:美しい南部東部振興課】 本補助金は魅力あるまちづくりに取り組む市町村を支援するものであり、企業や大学等の知見を得ながら市町村主体で実施する事業に対し、補助しております。よって、県内市町村と密に連携を取りながら事業を推進しております。

5【回答:教育振興課】 なら産地学官連携PFに関する情報は、適宜関係課で共有しているところであり、各課の様々な課題について、このPFを活用し、他の参画機関の高度な知見等を活かしながら、解決を図っていきたいと考えています。

6【回答:政策推進課】 本県では、施策を推進するための計画(P)を予算案決定時に公表し、それを実行(D)し、その結果について分析・評価(C)を行い、施策を見直す(A)、PDCAサイクルを推進しております。産学官連携についても、施策を推進するうえで有効な取組であると認識しており、このサイクルの中で取組が進んでいくものと考えています。

担当課
こども・女性局 教育振興課

地域創造部 大和平野中央構想・スタートアップ推進課

知事公室 美しい南部東部振興課、政策推進課

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〒 630-8501 奈良市登大路町30
報道係 TEL : 0742-27-8325
広報制作係 TEL : 0742-27-8326 / 
FAX : 0742-22-6904
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FAX : 0742-22-8653
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