常徳寺本堂 じょうとくじほんどう
記入年月日 2018/05/09
- 所在地
- 奈良市北向町19
- 区分
- 建造物 | 宗教建築
- 指定内容
- 県指定有形文化財
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- 歴史文化資源の概要
- 常徳寺は奈良市のならまち地域に所在する日蓮宗の寺院です。本堂は奈良県指定有形文化財に指定されています。
- 地域にとって大切な歴史文化資源である、その理由
- 常徳寺本堂は、棟札に「貞享三丙寅暦」の記があり、貞享3年(1686年)に建てられたことがわかります。建立年代が明らかで、軒廻り・小屋組まで当初の形態をよくとどめ、奈良県下における数少ない日蓮宗本堂として貴重な遺構であるとされています(奈良県教育委員会文化財保存課『奈良県指定文化財 平成二年度版(通巻第32集)』)。
- 当資源と関連する伝承
- 伝承によれば、古くは東大寺大仏殿の北方にあって法性房と称されました。南北朝時代に日祐上人が開山となって常徳寺と命名し、のち慶長4年(1599年)に現在地に移転したと伝えられています。
- 問い合わせ先
- 常徳寺
- 電話番号
- 0742-22-8644
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