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大坂山口神社本殿、神像群及び宝物類(大坂山口神社本殿、大坂山口神社神像及び宝物類) おおさかやまぐちじんじゃほんでん、しんぞうぐんおよびほうもつるい

記入年月日 2017/03/22

所在地
香芝市逢坂5丁目
区分
複合型 | 複数の歴史文化資源を包含する歴史文化資源
指定内容
県指定有形文化財、市指定有形文化財、市指定有形民俗文化財

※各歴史文化資源へのご訪問の際は公開日・公開時間・料金等を別途ご確認ください。

歴史文化資源の概要
本殿は三間社流造、檜皮葺。寛永15年(1638年)の棟札がありますが、軒廻りや妻飾、向拝部の模様・組物・扉口などに桃山時代の建築様式が残されています。社宝の神像群は、鎌倉時代の木造男神坐像・女神坐像など、8種11軀、狛犬は平安時代末期を最古として、5種8軀があります。その他、室町期の宮座文書や江戸期の「大和国葛下郡大坂神社記」があり、祭具に五位堂鋳物師の作になる鉄湯釜があります。
地域にとって大切な歴史文化資源である、その理由
大坂山口神社は、古代大坂越えの大和側入口にあたる穴虫と、近世に社寺詣道として頻繁に利用された伊勢街道に面する逢坂(当社)に2社が所在し、ともに式内社と称しています。当社の来歴を知る上で貴重な資料となっています。
「記紀・万葉集」との関連とその概要
記紀にみえる大坂(越え)は穴虫、穴虫峠に当てる説が有力です。また、崇神紀の黒盾八枚黒矛八竿を奉られた大坂神は大坂山口神社に比定されています。
当資源と関連する文献史料
「古事記」、「日本書紀」
問い合わせ先
教育部生涯学習課文化財係(香芝市二上山博物館内)
電話番号
0745-77-1700

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