村屋坐弥冨都比売神社 むらやにいますみふつひめじんじゃ
記入年月日 2023/02/01
- 所在地
- 奈良県田原本町蔵堂423番地
- 区分
- 複合型 | 複数の歴史文化資源を包含する歴史文化資源
- 指定内容
- 県指定天然記念物
※各歴史文化資源へのご訪問の際は公開日・公開時間・料金等を別途ご確認ください。
- 歴史文化資源の概要
- 本社は延喜式神名帳にある古社で、鎮座地は古代の要路中ツ道に面しています。「日本書紀」天武天皇元年(763年)7月23日の条にある「(略)自吾社中道軍衆将至、故塞社中今道(略)」との神託を大海人皇子軍に与えた「村屋神」はこの社の神であるとされています。神社の社そうは県指定文化財に指定されています(昭和58年3月15日)。中世以降には森屋社と呼ばれ近隣13か村の領域を氏子圏として繁栄した田原本町域有数の大社のひとつでした。
- 地域にとって大切な歴史文化資源である、その理由
- 森屋宮郷11ヶ村の尊崇を集める郷宮として大切にされています。
- 「記紀・万葉集」との関連とその概要
- 「日本書紀」壬申の乱で、大海人皇子軍に神託を与えました。
- 当資源と関連する歴史上の人物とその概要
- 大海人皇子(天武天皇)
- 当資源と関連する文献史料
- 日本書紀
- 当資源と関連する伝承
- 社伝では、白鳳6年(677年)に天武天皇がこの社に行幸され森の中の屋に籠られた故事により、森屋の社と称したとしています。
- 問い合わせ先
- 田原本町 教育委員会事務局 文化財保存課
- 電話番号
- 0744-32-4404
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