曽爾の獅子舞 そにのししまい
記入年月日 2017/03/22
- 所在地
- 奈良県宇陀郡曽爾村今井495-1
- 区分
- 民俗 | 無形民俗文化財
- 指定内容
- 県指定無形民俗文化財
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- 歴史文化資源の概要
- 曽爾の獅子舞は、天正11年以降の当屋文書に、享保3年(1718年)に「御神楽獅子舞当年乃五穀成就村安全のため(中略)於神前の舞申し候」とあり、俗説として「大字長野が伊勢で獅子を習ってきて、他に伝えた」といわれています。種目名にも習ってきた村のそのままの地名がつけられた「中村の舞」があることから、ほぼこの頃より、伊勢の大神楽を導入し、地元の人の手で伝えられたことが明らかになっています。その後、昭和54年に奈良県無形民俗文化財に指定されました。
- 地域にとって大切な歴史文化資源である、その理由
- 曽爾の獅子舞は、曽爾村長野・今井・伊賀見の三地区の奉舞会員により、300年絶えることなく継承されてきました。また、曽爾中学校ではふるさと学習にて地域の方々から獅子舞を教わり、郷土芸能発表会等で披露しています。
- 当資源と関連する文献史料
- 曽爾村史
- 他地域の関連する歴史文化資源
- 伊勢大神楽
- 問い合わせ先
- 曽爾村 教育委員会
- 電話番号
- 0745-94-2104
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