矢田山金剛山寺練供養図(所在:奈良県立図書情報館) やたさんこんごうせんじねりくようず
記入年月日 2018/07/10
- 所在地
- 奈良県大和郡山市矢田町3549
- 区分
- 歴史資料 | 文書・書籍・絵図・地図など
- 指定内容
※各歴史文化資源へのご訪問の際は公開日・公開時間・料金等を別途ご確認ください。
- 歴史文化資源の概要
- 金剛山寺が発行した明治13年(1880年)改板の練供養図です。お練り供養は、明治13年に南僧房住職空円師が地蔵信仰を広めるために復興したもので、本図はこの時のチラシです。本堂にむかって楽人を先頭に児・十三仏・閻魔大王・満米上人・小野篁・鬼等が進み、その後ろに「廿五菩薩」が続きます。この行列の両側には、多くの見物人が両手を合わせて拝観する姿が描かれています。図中の由緒書によると、毎年旧4月1日2日両日に練供養が行われていたことがわかります。
- 地域にとって大切な歴史文化資源である、その理由
- 当時の金剛山寺の姿や儀礼、様相を知ることができる貴重な資料です。現在金剛山寺のお渡りは休止中であり、その意味でも貴重です。
- 問い合わせ先
- 奈良県立図書情報館 図書・公文書課 公文書・地域研究係
- 電話番号
- 0742-34-2111
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