安遊寺木造阿弥陀如来坐像 あんゆうじもくぞうあみだにょらいざぞう
記入年月日 2020/04/14
- 所在地
- 香芝市穴虫1103
- 区分
- 彫刻 | 神像・仏像
- 指定内容
- 香芝市指定文化財
※各歴史文化資源へのご訪問の際は公開日・公開時間・料金等を別途ご確認ください。
- 歴史文化資源の概要
- 安遊寺本尊の阿弥陀如来立像で、檜材の寄木造で造られています。鎌倉時代には、浄土信仰の隆盛のもとに阿弥陀如来立像が数多く造られましたが、立像の典型として後世にまで多大な影響を及ぼした快慶の作風を遵守した作例として注目されます。鋭く刻まれた衣文の写実的表現は、鎌倉時代中期頃の特色を現しており、面部も頬の肉どりは豊かで張りがあり、精彩に富む表情をみせています。
- 地域にとって大切な歴史文化資源である、その理由
- 市内で唯一の快慶の作風を遵守した作例で、地域で大切に守り伝えられてきました。
- 問い合わせ先
- 香芝市教育委員会 教育部生涯学習課 文化財係
掲載されております歴史文化資源の情報は、その歴史文化資源が地域にとって大切であると考えておられる市町村、所有者、地域の方々により作成いただいたものです。
見解・学説等の相違については、ご了承ください。