佐田タカヤマ遺跡 さだたかやまいせき
記入年月日 2021/04/14
- 所在地
- 高市郡高取町佐田
- 区分
- 遺跡 | その他
- 指定内容
※各歴史文化資源へのご訪問の際は公開日・公開時間・料金等を別途ご確認ください。
- 歴史文化資源の概要
- 高取町佐田の丘陵上に所在する遺跡。令和2年度の発掘調査で、大型土坑、大型建物、掘立柱建物等が検出されました。遺構の検出状況から土坑は狼煙跡、大型建物は屯舎か倉庫、掘立柱建物は管理者の詰め所と考えられます。これらの遺構は、出土遺物等から7世紀後半以降のものと考えられます。
- 地域にとって大切な歴史文化資源である、その理由
- 飛鳥時代の烽火台の検出は初めてであり、大変貴重です。
- 「記紀・万葉集」との関連とその概要
- 西暦664年に対馬・筑紫国などに防人・烽火を置くと日本書紀に記されています。検出された遺構はこの既述と関連があるのではないかと注目されています。
- 当資源と関連する歴史上の人物とその概要
- 中大兄皇子
- 当資源と関連する文献史料
- 日本書紀
- 問い合わせ先
- 高取町教育委員会
- 電話番号
- 0744-52-3715
掲載されております歴史文化資源の情報は、その歴史文化資源が地域にとって大切であると考えておられる市町村、所有者、地域の方々により作成いただいたものです。
見解・学説等の相違については、ご了承ください。