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土山古墳 どやまこふん

記入年月日 2022/04/01

土山古墳上空から金剛葛城山系を望む(上空・北東から)
土山古墳上空から金剛葛城山系を望む(上空・北から)
後円部墳頂より 前方部を望む(南東から)
所在地
香芝市瓦口地内
区分
遺跡 | 古墳
指定内容

※各歴史文化資源へのご訪問の際は公開日・公開時間・料金等を別途ご確認ください。

歴史文化資源の概要
香芝市東部、馬見古墳群南端部に築かれた古墳です。令和3年度の3次元レーザー地形測量調査や発掘調査の結果、東西方向に主軸を持つ後円部径約34m、前方部幅約18m、全長約54mの小規模な前方後円墳であることがわかりました。前方部に比して後円部が約2.6m高いことや前方部の形状から、前期古墳と考えられます。埋葬施設の詳細は不明ですが、粘土槨の可能性があります。
地域にとって大切な歴史文化資源である、その理由
 古墳の周辺には、中国製の札甲が出土した別所城山2号墳や長谷山古墳等の小規模ながらも銅鏡や鉄剣等の副葬品を持つ古墳時代前期末から中期初頭の円墳や帆立貝形古墳が分布しています。馬見古墳群の中でも、現存する最古級の前方後円墳となる可能性があり、今後の調査が注目されます。
他地域の関連する歴史文化資源
別所城山1・2号墳。狐井城山古墳。狐井稲荷古墳。
問い合わせ先
香芝市二上山博物館
電話番号
0745-77-1700

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