石上神宮拝殿・楼門 いそのかみじんぐうはいでん・ろうもん
記入年月日 2022/12/16
- 所在地
- 天理市布留町384番地
- 区分
- 建造物 | 宗教建築
- 指定内容
- 国宝(拝殿)・国指定重要文化財(楼門)
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- 歴史文化資源の概要
- 石上神宮は記紀にあらわれる古い社で「石上神宮」「石上振神宮(いそのかみふるじんぐう)」「石上坐布都御魂神社(いそのかみにますふつのみたまじんじゃ)」等と記されています。古代より王権の武器を収蔵する宝庫としての役割を担い、その管理は物部氏によっておこなわれていたと伝えられています。
当神宮にはかつて本殿がなく、大正2年(1913年)に本殿が造営されるまでは、拝殿の背後の禁足地が祭祀の対象とされてきました。明治7年(1874)に禁足地が発掘され剣・鉾・玉類などが出土しました。現在、石上神宮境内には指定文化財に指定された建造物が3棟[拝殿(国宝)・楼門(重要文化財)・摂社出雲建雄神社拝殿(国宝)]あります。また、宝物には七支刀(国宝)や古墳時代の鉄盾(重要文化財)、色々威腹巻(いろいろおどしはらまき)(重要文化財)などがあります。
- 地域にとって大切な歴史文化資源である、その理由
- 古来より崇敬を集めてきた石上神宮の中核をなす重要な建造物です。
- 「記紀・万葉集」との関連とその概要
- 「日本書紀」垂仁天皇三十九年…五十瓊敷命(いにしきのみこと)が剱一千口を作り、石上神宮におさめる
- 当資源と関連する文献史料
- 「日本書紀」「古事記」「先代旧事本紀」「新撰姓氏録」「日本後紀」「延喜式」神名帳など多数
- 問い合わせ先
- 石上神宮
- 電話番号
- 0743-62-0900
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