設立趣旨
2031年(令和13年)の『第85回国民スポーツ大会』の奈良県開催まで残り7年となり、競技力向上については、さらに本格化を目指すべき時期を迎えています。
奈良県では、これまで『第2期奈良県スポーツ推進計画』等を前提としながら、関係機関等と連携して、競技者の活動支援、ジュニアアスリートの発掘育成、アスリートの県内定着等について競技力向上に向けた取組をすすめてきたところです。
しかしながら、依然として、奈良県には、スポーツの強豪大学や実業団チームを持つような企業は少なく、県内でトップクラスの競技力を持つ高校生や大学生が、進学や就職を機に県外へ流出することは珍しくありません。
一方で、競技者の県外流出の代替案として、国民スポーツ大会の先催県の多くで行われているようなアスリートの臨時採用を行うことは、その場しのぎの対応となり、国民スポーツ大会の先を見据えた持続性のある競技力の向上という観点からは適切ではないため、奈良県としては実施しません。
以上の背景を踏まえ、奈良県においては、
(1)ジュニアアスリートの発掘育成、優秀なアスリート・指導者の招請を軸とし、アスリート県内定着プログラム(ならアスリートキャリアセンター)を通じて、アスリートや指導者が県内で活動できる環境を整備し、アスリートが指導者となり、優秀なアスリートを育成するサイクルの構築を目指します。
このような環境が構築された中で迎える奈良県開催の国民スポーツ大会においては、
(2)県勢が活躍し、県民にあこがれや感動を喚起することでスポーツ機運が醸成され、県民の生活と心の豊かさ(Well-being)の増進による健康増進、教育・子育てへの貢献が期待できます。
このような体制を構築するため、奈良県を挙げて、産学官が一体となって取り組む必要があることから、ここに『奈良県スポーツイノベーション推進本部』を設立します。
組織
・組織図(pdf 1113KB)
・本部規約(pdf 70KB)
・本部委員会委員名簿(pdf 740KB)
・検討部会規程(pdf 43KB)
・検討部会委員名簿(pdf 53KB)
本部委員会
・令和5年度
設立総会及び第1回本部委員会
検討部会
・現在準備中です。
各種事業
・競技団体の活動支援
・ジュニアアスリート育成プログラム
・アスリート県内定着プログラム「ならアスリートキャリアセンター(無料職業紹介所)」
・県民スポーツ大会開催事業
・競技開催市町村機運醸成事業
・運動のきっかけ創出事業
・身近な運動普及啓発事業