西九条佐保線は奈良市内を南北に縦断する延長約4kmの幹線道路です。西九条佐保線には大和北道路の(仮称)奈良インターチェンジから奈良市中心部へのアクセス性の向上や、地域内の交通の流れを円滑化する機能等があります。
また、西九条佐保線が接続する(仮称)奈良インターチェンジに隣接してJR新駅が設置されます。(仮称)奈良インターチェンジ周辺は、公共交通の利便性の高いエリアとなることから、新駅を核としたまちづくりの検討が進められています。西九条佐保線は、奈良市中心市街地と新たなまちを結ぶメインルートとして、地域の活性化に貢献します。
当事務所が整備する区間は、大宮通り(国道369号)から(仮称)奈良インターチェンジまでの約1.9km区間で、そのうち北側の大宮区間(約0.5km:大宮通り~大森高畑線)は、平成25年10月30日付で事業化しています。
大森高畑線から南側の大安寺・大安寺西区間(約1.5km:大森高畑線~(仮称)奈良インターチェンジ)及び、JR関西本線の鉄道高架化(約1.9km:西日本旅客鉄道関西線)とJR高架側道4号線(約0.5km)は、平成28年7月19日付で国の事業認可を得て、本格的に着手することになりました。