第226号 H26/4/1


 

「E-夢 はっしん!」


しか 奈良県教育委員会メールマガジン しか

つつじE-夢 はっしん!つつじ

平成26年4月1日(火)
 ≪ 第 226 号 ≫

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発行:奈良県教育委員会事務局企画管理室

 新教育長の言葉から

  「学ぶ意欲」                                

奈良県教育委員会     
教育長 吉田 育弘   
 

yoshida kyoikutyou 県教育委員会事務局では、教職員課で約9年、学校教育課で3年、その後、教育次長、理事としてお世話になり、この度、教育長を拝命いたしました。奈良県教育の充実・発展のために微力ながら精一杯がんばりますので、皆様方のご支援とご協力をよろしくお願いいたします。本県教育には様々な課題があり、これまでも課題の解決に向けて取り組んでまいりましたが、その根本原因の中に、社会全体の教育力や学ぶ意欲の低下があると感じています。
 私は、教育の一番の基本は、学ぶ側の意欲をかき立てたり、学ぶ側にあこがれを抱かせたりすることだと思っています。そのためには、教える者自身が学び続け、あこがれを強くもって、熱い気持ちを相手に伝えることが大切です。教える行為ばかりに気をとられて、学ぶことを忘れ、十年一日の如くであるとするならば、教える者自身の若さと魅力を年々失っていくと思います。 逆に、自らも学び続け、学ぶことを面白いと心底感じ、学ぶ喜びを伝えようとすれば、教える側と学ぶ側双方の人生を祝祭に変えることができると思います。教える者は、教えることの専門家であると同時に、学ぶことの専門家でもあらねばなりません。私自身、今後もしっかりと学び続けていきたいと思っています。               
 
 

【 教育委員会の動き 】 目次に戻る

【1】平成25年度 教育委員会事務局組織の主な改編について


企画管理室  

 県教育委員会事務局では、事業の推進や業務の効率化、新規事業等に対応するため、組織改正をおこないました。概要は次の通りです。

○平成27年度に近畿2府4県で開催される全国高等学校総合体育大会の準備に向けて、定数の増(+8)を図るとともに、高校総体準備係を再編して総務係と競技係を新設しました。
○文化財保存課に総務企画係と美術工芸・民俗文化財係を新設しました。
○文化財保存課と文化財保存事務所の庶務機能の効率化を図るため統合しました。
○労働安全衛生管理業務の所管替えと業務推進体制の充実を図りました。
○県立高校授業料無償制度の見直しへの対応をおこないました。
○特別支援教育の推進(分教室の設置促進)への対応をおこないました。
○橿原考古学研究所における文化財利活用の推進体制の充実をおこないました。
○その他、職員定数の見直しをおこないました。

          ※ お問い合わせ先
        
    企画管理室 秘書人事係 
            TEL 0742-27-9816  FAX 0742-27-2985
 
                      

【2】平成26年4月について 教職員の人事異動について


教職員課   


 異動件数(退職含む)については、小・中学校が 1,149件、県立学校が 360件、事務局が127件で総数は 1,636件でした。退職者数減の影響により、異動総数は昨年と比して99件の減となっています。
 本年の異動は、小・中学校では、同一校長期勤務者の解消や新規採用から3年以上6年以内の異動に向けた取組を進め、長期勤務者の割合は、昨年度と比して 0.5ポイント減の 3.7%となりました。また、 新規採用から同一校で6年以上勤務する者の割合は、昨年と同程度の 1.6%(対前年 +0.1%)となりました。また、平成26年度は全国学力・学習状況調査及び全国体力・運動能力、運動習慣等調査で全国トップレベルの福井県の実践を学ぶため、教員1名を派遣することとしました。
 県立学校では、青翔中学校が新設されました。中学校・高等学校の異動総数は、退職者が昨年より微減となり、ほぼ前年並みとなりました。また、特別支援学校では、グランドデザインの進行により、奈良東養護学校の一部病弱部門の明日香養護学校への移転があったものの、それに伴う異動は小規模であったため、異動総数はほぼ横ばいでした。 今年度も「教職員人事異動方針」を踏まえて、「平成26年4月教職員人事異動の重点項目」の実現に努めたところです。
 具体的に小・中学校では、①小・中学校間及び小・中学校と特別支援学校間との校種間交流等多様な経験を積ませる人事交流を積極的に進める。②管理職及び県教育委員会事務局指導主事等への若手教員の積極的な登用を進める。③女性管理職の積極的な登用を進める。④同一校における10年以上の長期勤務者の解消及び新規採用教員については3年以上6年以内の異動に努めました。
 また、県立学校においては、①高等学校については地域・学科間及び若手教職員の異動並びに多様な人事交流を進める。②特別支援学校については、新規採用から3年以上6年以内の異動や異校種間交流を進める。③管理職及び県教育委員会事務局指導主事等への若手教員等の登用を図りました。 

  ■異動件数         
   

小・中学校 

県立学校 

事務局 

 合 計

   異動総数

 1,149

  360

 127

 1,636

 

 退職 校長

 65

 11

 

 76

 

 教頭

 21

 5

 

 26

 

 一般

 275

 96

  5

 376

    転勤

 788

 248

 122

 1,158



   ■校長教頭への昇任件数  ※( )は女性で内数
県立学校には、青翔中学を含む
   

小学校 

中学校 

県立学校 

合 計 

   新校長

 43( 6)

 19( 1)

 12( 2)

 74( 7)

   新教頭

 43( 5)

 22( 0)

 15( 1)

 80( 6)


         ※ お問い合わせ先
           教職員課
           小中人事係 TEL 0742-27-9844
           県立人事係 TEL 0742-27-9846
                 FAX 0742-24-7256                  
     

【3】リーフレット「平成26年度まなびの支援」を作成しました

企画管理室   
 
 奈良県教育の現状や課題、子どもたちのまなびを支援する取組などを県民の皆さんに分かりやすくお知らせするためのリーフレットを作成しました。
 このリーフレットは 11,000部作成し、県内全ての学校(園)、市町村教育委員会等に配布するとともに、奈良県教育委員会企画管理室のWebページにも掲載しています。
 内容としましては、県内の子どもたちの状況等のデータを掲載し、数値から読み取れる奈良県の教育課題等について簡潔に示し、その解決に向けた県教育委員会の取組を七つのカテゴリーに分けて掲載しています。
 <七つのカテゴリー>
 1「地域の教育力の充実」 
 2「学習意欲の向上」 
 3「規範意識、社会性の向上」
 4「体力の向上」 
 5「学校教育環境の充実」 
 6「家庭における子どもの生活習慣づくり」
 7「文化遺産の保存と活用」
 
          ※ お問い合わせ先
        
    企画管理室 企画法令係 
            TEL 0742-27-9830  FAX 0742-27-2985
 

【 はっしん!みんなの夢 】 目次に戻る   

 大和高田市立高田小学校 5年生の赤阪凌子さんは第7回全国「いつもありがとう」作文コンクールにおいて奈良県から入賞されました。 

********************************* 
  

  大和高田市立高田小学校  
          五年  赤阪 凌子   

 いつも作文を書く時にとても時間がかかるのに、この作文は不思議なくらいスラスラと書けました。毎日いっしょにいるおばあちゃんにありがとうの気持ちがたくさんたまっていたので、自然と書けたんだと思います。

 この作文で賞をもらって、おばあちゃんに何かプレゼントできた気持ちです。おばあちゃんは、
「変なことでちょっと有名になってうれしいような、うれしくないような気分やわ。」

と言っていました。私は変なことでもないしとってもうれしいです。インターネットや新聞にこの作文をのせてもらって、おばあちゃんのパワーを多くの人たちに知ってもらえたことが自慢です。

 今、おばあちゃんは体中がいたく、足が動かないので入院することになりました。いつもいっしょにいたおばあちゃんと時々しか会えないのがさみしいです。元気になって家に帰って来られたらいいけど、「足が動かないままだったらどうしよう。」と心配です。だけど、おばあちゃんなら、また明るく、
「凌子、足治らんかったわ~ けど、口は動くからしゃべるで~。」

と笑わせてくれると思います。そんなえらいおばあちゃんに負けないように私も学校生活やいろいろなことを一生けん命がんばって、これからは私がおばあちゃんにパワーをあげて元気づけようと思っています。

   

【 すくすく給食!おすすめレシピ 】-その1- 目次に戻る

 子どもたちが毎日食べている給食を、県学校給食栄養研究会の協力でご紹介します。ヘルシーで栄養たっぷりの学校給食のレシピをお届けしますので、ぜひ、作って味わってみてください。

★ 今月号のレシピ★       
    
「 大和まなの酸辣湯 」 
   (サンラータン)です

(右の画像をクリック!→)
大和まなのサンラータン

 今回は第1回目として、大和の伝統野菜を使用した、「奈良県学校給食会開発物資を使った学校給食アレンジメニュー」から紹介します。


〔ちょっと一言〕

 大根キムチを使って酸辣湯風に仕上げます。食欲の無いときにでも食べやすいスープです。冬場は仕上げに水溶き片栗粉を加えてとろみをつけても美味しくいただけます。
 「大和の伝統野菜」(大和まな)を使用し、冷凍豆腐の大豆と、大根キムチの大根も奈良県産を使用した、こだわりの一品です。

【 お知らせ 】 目次に戻る

「なら教育リポート ~まなびだより~」今後の放送予定

      県立教育研究所   


  奈良テレビ放送「ゆうドキッ!」(午後6時~午後7時)の中で、午後6時45分~50分頃に放送します。

   ○4月23日(水) 吉田教育長に聞く! ~奈良県の教育~
                  県  庁


   ■過去の放送分は
こちらの Webページでご覧いただけます。

         ※ お問い合わせ先

           県立教育研究所 教科教育部 調査情報係  
           TEL 0744-33-8907  FAX 0744-33-8909

 【報道発表資料 】 2月26日~3月28日  目次に戻る

  • 【 編集後記 】 目次に戻る

     
     新しい年度が始まりました。4月は新しい出会いの季節です。各所で新しい出会いがどんどん生まれていることと思います。いい出会いを応援しています。
     さて、本号の巻頭言は、新しく就任いたしました吉田教育長の就任メッセージです。学ぶことの専門家として、メールマガジンでもどんどん新しい情報を発信していきます。新企画の第1弾として、学校の給食について紹介するコーナーをスタートさせます。レシピも公開していきますので、ぜひ試して見てください。
     今年も、「e-夢はっしん!」をよろしくお願いします。

    ※お願い
     読者の皆さんのご意見を反映するためにも、ぜひメールマガジンのアンケートにご協力
    ださい。また、取り上げてほしい記事や、紹介してほしい学校の取組等がありましたら、本メールマガジンの下部にあります宛先までご連絡ください。



    橿原考古学研究所  
     橿原考古学研究所附属博物館のWebページは、こちら



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    ※原則として、返信はいたしませんので、あらかじめご了承ください。

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