特集


県民だより奈良
平成26年10月号




県と市町村の新たな連携へのチャレンジ  ~「奈良モデル」でよりよい奈良を実現!~

 市町村は住民の皆さんの最も身近にあり、県に優先して行政サービスを提供する役割を担っています。
 県内の市町村には、財政状況が厳しいところや、規模が小さく、組織的、財政的に脆弱(ぜいじゃく)なところがあります。
 今後、人口減少と少子高齢化が進んでいく中で、このような市町村も行政サービスの維持・向上を図っていけるよう、県全体の効率的な行政運営を目指して、県と市町村との連携を基本とした「奈良モデル」に取り組んでいます。

 

「奈良モデル」とは?  
 質の高い行政サービスを、将来にわたって継続的に提供していくために、奈良にふさわしい県・市町村の連携のあり方を検討し、実現していこうという取り組みです。

県の役割は市町村の下支え
 「奈良モデル」では、県と市町村は「対等・補完・協力」の関係にあると考えています。そして、住民サービスの提供に努力している市町村を積極的に支援することが県の役割だと考えています。
 サッカーに例えると、県は中盤でゲームを組み立てるミッドフィルダーであり、国(ディフェンダー)と市町村(フォワード)の間に立って、自ら構想し、よく考え、よく走り、市町村へうまくボール(情報、お金、しくみなど)を送ることが役割だと考え、市町村とともにピッチを走っています。

 


奈良モデル推進のために
直接対話による課題・情報の共有
 知事と全市町村長が一堂に会する「奈良県・市町村長サミット」を毎年6回程度開催しています。
 知事と市町村長がお互いの課題や状況を把握するため、活発に意見を交換しています。

統計の活用
 課題に的確に対応するためには、正しい現状認識が必要です。県は、市町村に対し、例えば、各種財政状況の指標化、健康寿命と医療費・介護保険料との関係の分析など、テーマごとに分析を行った情報を積極的に提供しています。


奈良県・市町村長サミットのようす

「奈良モデル」取組事例を紹介します。  (これまでに成果があったもの、実現に向けて検討中のものなど)



 

 








※「県民だより奈良」は県内の各家庭にお届けしています。
 市町村窓口、県の施設などにも配置しています。
※点字と声による「県民だより奈良」も発行していますので、必要な方は県広報広聴課へご連絡ください。
 県では、経費削減のために、「県民だより奈良」の裏表紙に有料広告を掲載しています。
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お問い合わせ

広報広聴課
〒 630-8501 奈良市登大路町30
報道係 TEL : 0742-27-8325
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