セキュリティ対策

 不審者の水道施設への侵入や水道水への危害を未然に防ぎ、安全安心な水道水を供給できるよう、県営水道ではさまざまなセキュリティ対策を行っています。
 また、さらなる強化を図るため、平成21年度に「セキュリティ対策実行計画」を策定し、平成25年度までに全ての対策を行いました。
有人施設  取水場
浄水場
広域水道センター 
水質 
  • 魚類水質監視装置により、原水のリアルタイム監視
  • 水質監視装置による24時間監視
 施設
  • 24時間施設巡視
  • 場内監視カメラによる監視
  • 侵入防止センサー
無人施設  ポンプ場(3)
調整池(7)
 水質
  • 自動水質監視装置による24時間監視(主要地点の5箇所)
 施設
  • 定期巡視
  • 機械警備による24時間侵入者等の監視
その他   給水地点  水質
  • 自動水質監視装置による24時間監視(主要地点の11箇所) 


●魚類水質監視装置
 水道原水に毒物等の混入がないかを装置内の魚の挙動を電気的に測定し、異常があれば警報で知らせます。下市取水場、桜井浄水場に設置しています(下図「水質監視装置の設置箇所」参照)。
 ※詳細はこちらをご覧下さい(リンク)→魚類水質監視装置

  魚類監視施設   

タナゴ

監視用魚類(タナゴ):生魚で4cm程度。水質異常に対する反応はコイ、フナより敏感で監視用魚類として適している。

パンフレット(PDF:547kb)
 

 


●自動水質監視装置
 自動的に水質を測定し、結果をテレメーターで広域水道センターに送ります。
 送水施設の主要地点(16箇所)に設置しています(下図「水質監視装置の設置箇所」参照)。
 ※詳細はこちらをご覧下さい(リンク)→自動水質監視装置


●機械警備
 無人施設において侵入や火災等のセンサーを設置し24時間監視警備を行っています。全ての無人施設(ポンプ場、調整池)に設置しています。


●その他
 全施設に侵入防止のためのフェンス設置、有人施設にも侵入防止センサー設置等を行っています。
 また、万が一、有害物質混入等の水質事故が発生した場合には「事故対策要領」や「水質事故対策マニュアル」に基づき、速やかに応急措置等を実施します。 


水質監視装置の設置箇所