都道府県医療介護連携調整実証事業について
医療や介護が必要になっても、高齢者が尊厳を保ちながら、住み慣れた地域で安心して暮らし続けることができるよう、地域における医療と介護の関係機関が連携して円滑な退院支援に取り組み、介護が必要な高齢者が安心して入退院ができる環境をつくることを目的として平成27年度は、厚生労働省のモデル事業である「都道府県医療介護連携調整実証事業」に参加しました。
対象地域:
東和医療圏の内旧桜井保健所管内の2市3町2村
(宇陀市、桜井市、川西町、三宅町、田原本町、曽爾村、御杖村)
実施内容:
県(保健所)の調整のもとで、市町村と介護支援専門員と病院とが協議しながら、
地域の実情に応じて、病院から介護支援専門員(ケアマネジャー)への着実な引き継ぎを実現するための
情報提供方法等に関するルールづくり(退院調整ルールづくり)
退院調整ルールの概要 (pdf 444KB)
留意事項 (pdf 81KB)
退院調整ルールづくり推進事業について
平成27年度に東和医療圏(天理市、山添村を除く)で策定されたルールをもとに、平成28年度に橿原市、高取町、明日香村において退院調整ルールづくりに取り組まれました。
対象地域:橿原市、高取町、明日香村
実施内容:
市が中心となって近隣町村と協力し、介護支援専門員と病院が協議を重ねた上で、地域の実情に応じた退院調整ルールを策定
本地域をモデルとして、県地域包括ケア推進室、中和保健所は財政的支援及びノウハウを提供
※患者の退院先は県内全域が想定されることから、対象地域外の地域包括支援センターやケアマネジャーにも病院から連絡が入ることがあるかもしれませんので、当ルールに関するご理解、ご協力をお願いいたします。