特集


特集
考えてみませんか?
エネルギーの作り方・使い方
 県では、今年3月に第2次エネルギービジョンを策定しました。(計画期間:平成28~30年度まで)
 再生可能エネルギーをはじめとする多様なエネルギーの利活用等を通じて、地域の振興及びエネルギー確保の取り組みを支援するとともに、エネルギーを効率的に利用するライフスタイルを推進します。
御所浄水場太陽光発電設備を見学
御所浄水場太陽光発電設備を見学
エネルギービジョンの目標
 
平成30年度末までに(1)~(5)を目指します。
(1) 再生可能エネルギー設備容量について、1.6倍
(2) 電力使用量について、3.5%の低減
(3) 太陽熱システムの利用熱量について、2,000MJ/h(10.5%)増
(4) 家庭用燃料電池コージェネレーションシステム(エネファーム)利用熱量について、3,500MJ/h(40.2%)増
(5) コージェネレーションシステム(家庭用除く)の利用熱量について、2,500MJ/h(0.8%)増
数値は全て平成26年度比。
MJ(メガジュール)とは、エネルギー・熱量の単位です。
奈良県の現状
再生可能エネルギーの導入状況
 奈良県の太陽光発電設備(10kW未満)の世帯あたりの導入設備容量は、全国27位です。(平成28年1月現在)
電力使用量
 奈良県の電力使用量は、平成22年度以降毎年減少しています。
 近畿他府県と比べて家庭部門の割合が高いので、家庭における省エネ・節電の取り組みが特に重要です。
部門別電力使用量割合(平成26年度・近畿府県)
部門別電力使用量割合(平成26年度・近畿府県)
多様なエネルギーの利活用
奈良県次世代エネルギーパーク
 県内において小水力発電やバイオマス発電など、多様なエネルギーを利活用する施設が増えており、そういった施設の見学や体験を通じて、再生可能エネルギーなどの「将来のエネルギー」のあり方を学ぶことができます。
クリーンエナジー奈良
 奈良県初の木質バイオマスによる発電施設で、約12000世帯分の電力を作っています。不要な間伐材等を利用することで、林業の振興にも貢献しています。
奈良県次世代エネルギーパーク
奈良県次世代エネルギーパーク
エネルギーパーク施設見学バスツアー
8月9日(火曜日)9時30分集合
【集合場所】近鉄橿原神宮前駅中央出口
【定員】40人(対象は小中学生と保護者のみ)
【見学先】クリーンセンターかしはら、近鉄花吉野ソーラー発電所
7月22日までに、メール・FAX・郵送のいずれかで申込書をページ内最下部の(県エネルギー政策課)へ(申込書は下記HPから入手可)
URL <www.pref.nara.jp> </www.pref.nara.jp>
クリーンセンターかしはら
 家庭などから出る廃棄物を焼却し、発生する熱を使って発電しています。また発電だけでなく、近隣の施設に熱エネルギーを供給しています。バスツアーでは、廃棄物から効率的にエネルギーを回収する方法などが見学可能です。
近鉄花吉野ソーラー発電所
 
 クリーンセンターかしはら

再生可能エネルギーアドバイザーを派遣します 無料
先着順
 県では、再生可能エネルギーを利用した取り組みを検討している会社や学校、地域の集まりへ、アドバイザーを派遣します。
詳しくは 奈良県 再エネ アドバイザー 検索
奈良の省エネ・節電スタイル
電化製品の工夫で上手に節電
エアコンの設定温度は28度を目安にしましょう。
冷蔵庫の設定は「標準(中)」を基本にしましょう。
最新型の電化製品は消費電力が少なく買い替えると大きな節電効果があります。統一省エネラベルを参考にしましょう。
大型の物に買い替えると消費電力が増えることがあります。
 
 
楽しく節電しよう
図書館など家の近くの涼しいところに家族でお出かけするのも節電になります。
県の南部等に足を伸ばせば、涼しい場所がたくさんあります。
衣・食・住を見直してみよう
冷やしたタオルを首に巻くだけで涼しくなります。
暑い地方でできる食べ物や、夏が旬の食材は体を冷やしてくれます。
「すだれ」「よしず」「グリーンカーテン」などは外からの視線を遮りながら風を通してくれます。
 
吉野町役場飯貝庁舎のグリーンカーテン
吉野町役場飯貝庁舎のグリーンカーテン
ご家庭での夏季省エネ・節電キャンペーン
【期間】9月30日(金曜日)まで
体調に気をつけながら、無理せず省エネ・節電に取り組みましょう。
これまでの省エネ・節電の取り組みを、ライフスタイルとして定着させましょう。
7月3日(日曜日)にイオンモール橿原で省エネ・節電のPRイベントを実施します。
補助金を上手に活用しよう
(1)~(4)の設備を設置するご家庭に、初期費用の一部を補助しています。
  (1) 定置用リチウムイオン蓄電池(上限10万円)
  (2) 電気自動車充給電設備(上限10万円)
  (3) 家庭用燃料電池(エネファーム)(上限8万円)
  (4) 太陽熱利用システム
補助熱源型:上限12万円
強制循環型:上限9万円
自然循環型:上限3万円
  戸建住宅で(1)~(3)の補助を受ける場合は、太陽光発電設備の併置が必要です。
  (1)~(4)のうち、いずれか1つのみ申込可能です。
補助金の問い合わせはこのページ最下部の (県エネルギー政策課)まで
発見!
奈良県民 みんなの省エネ・節電対策
 県では、毎年、省エネ・節電の取り組み(省エネECOチャレンジ)を募集しています。
 今回は、昨年、最優秀賞を受賞した濱田さんに、節電方法についてお伺いしました。
濱田家の取り組み
 節電と言っても、何か大きなことをするのではなく「使わない電気は消す」など毎日コツコツ、生活の中に無理なく取り入れることが大切です。
 例えば、ペットボトルにお茶を入れて凍らせておき、子どもたちが部屋で勉強する時に持たせています。そうすることで冷蔵庫の開閉を減らせるので節電につながりますし、子どもは、飲み物のためにわざわざ冷蔵庫まで行かなくてすみます。
 窓ぎわにグリーンカーテンとして、キュウリやゴーヤを育てています。節電だけでなく収穫ができる喜びもあります。
 エコチャレンジに参加する前から節電や省エネには気を付けていましたが、参加をきっかけに、子どもたちも興味を持ってくれ、「自然の大切さ」などについて、あらためて家族で考える機会になりました。



グリーンカーテンにするキュウリに水やり
省エネECOチャレンジ募集
 今年も、皆さんの省エネ・節電の取り組みを募集します。
応募者全員に参加賞をプレゼント。さらに、入賞者には賞状と副賞があります。
副賞
【最優秀賞】4万円相当の商品券(1人)
【優秀賞】2万円相当の商品券(2人程度)
9月16日までに、メール・FAX・郵送のいずれかで申込書を下記へ。(申込書は下記HPから入手可。)
詳しくは、県エネルギー政策課(奈良県節電協議会事務局)まで。
奈良県 省エネECO 検索
電気エネルギー教室
 エネルギーへの理解を深めるため、小中学生を対象に電気エネルギー教室を行います。
8月23日(火曜日)
西部公民館(奈良市学園南)
【内容】わたしたちのくらしと電気エネルギー・環境、備長炭電池の製作
7月29日までに、メール・FAX・郵送のいずれかで申込書を下記へ。(申込書は下記HPから入手可。)
URL www.pref.nara.jp/39282.htm
県エネルギー政策課 〒630-8501 奈良市登大路町30
TEL 0742-27-8016 FAX 0742-27-8567


※「県民だより奈良」は県内の各家庭にお届けしています。
 市町村窓口、県の施設などにも配置しています。
※点字と声による「県民だより奈良」も発行していますので、必要な方は県広報広聴課へご連絡ください。
 県では、経費削減のために、「県民だより奈良」の裏表紙に有料広告を掲載しています。
 広告の申込・お問い合わせは、株式会社キョウエイアドインターナショナル大阪支社(TEL:06-4797-8251)まで

お問い合わせ

広報広聴課
〒 630-8501 奈良市登大路町30
報道係 TEL : 0742-27-8325
広報制作係 TEL : 0742-27-8326 / 
FAX : 0742-22-6904
デジタル広報係 TEL : 0742-27-8056
県民相談広聴係 TEL : 0742-27-8327 / 
FAX : 0742-22-8653
相談ならダイヤル TEL : 0742-27-1100

マチイロロゴ画像

スマホアプリ「マチイロ」でも電子書籍版がご覧になれます。
詳しくはこちら