厚生労働省から通知のありました「外国人介護人材」に関する情報を掲載します。
(1) 「外国人介護職員の受入れと活躍支援に関するガイドブック」について
外国人介護職員のキャリア支援に積極的に取り組む介護施設を増やし、介護サービスの質の確保に資することを目的として、厚生労働省の補助事業(※)において、外国人介護職員の受入れと定着支援に関するガイドブックを作成いたしました。
介護サービス事業所・施設において、外国人介護職員の受入の検討を進めていただくための手助けになるものとして、ぜひともご活用をいただけますよう、お願いいたします。
(※)「令和元年度老人保健健康増進等事業「外国人介護人材の受入れ実態等に関する調査研究事業」」において、三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社が作成し、下記URLに掲載しております。
https://www.murc.jp/wp-content/uploads/2020/04/koukai_200424_8.pdf
(2) 「外国人介護職員の日本語学習支援に必要な知識・技術を習得するための研修ガイドライン」について
外国人介護職員の日本語能力向上とともに、受入施設の職員の外国人介護人材への理解を深めていくことは重要であり、外国人介護人材の受入施設職員を対象に、外国人介護人材の日本語学習支援を効果的に取り組むために必要な知識・技術を習得できるようにするとともに、外国人介護人材への支援を円滑に行うため、外国人介護人材受入施設職員の不安を払拭することを目的として、厚生労働省の補助事業(※)にて、研修の実施に当たってのガイドラインが作成されました。
(※)令和元年度の厚生労働省補助事業「介護の日本語学習支援等事業」において、公益社団法人日本介護福祉士会が作成。
http://www.jaccw.or.jp/pdf/home/foreign/guideline.pdf
(3) 「外国人技能実習制度における「技能実習指導員」指導ガイドライン(介護職種)」について
技能実習指導員が技能実習生に対して適切な指導を行うに当たって、技能実習生の受入から第1号技能実習修了時までの期間に取り組む必要があることについて整理したガイドラインを、厚生労働省の補助事業(※)にて作成しています。ここでは、技能実習生への指導方法や実習に関わる方々との連携のあり方などにも触れており、技能実習指導員自身の指導方法をはじめ、事業所・施設等において受入体制を検討する際の参考としても活用いただければと思います。
(※)「令和元年度社会福祉推進事業「介護職種における技能実習指導員から技能実習生への適切な技能移転のあり方に関する調査研究事業」」において、一般社団法人シルバーサービス振興会が作成。
http://www.espa.or.jp/internship/guideline/
なお、上記ページには、以下の説明パンフレットも掲載しています。
(ア)「介護の現場の「安全衛生」について」パンフレット
(イ)「介護職種における外国人技能実習制度」に関するパンフレット
(ウ)「介護職種における外国人技能実習生の「介護技能実習評価試験」について~監理団体・実習実施者の皆様へ~」
実習実施者におかれましては、特に(ウ)のパンフレットについては是非ともご一読いただき、内容理解をいただいた上で、実習を開始していただけるよう、お願いいたします。
(4)介護分野における特定技能制度に関する説明動画について
介護分野における特定技能外国人の受入れに関する理解を深めていただくことを目的とし、受入に必要な知識・留意事項等を全9章に分け説明した動画を公開しています。(厚生労働省の補助事業「外国人介護人材相談支援事業」の一環として、(公社)国際厚生事業団が作成)
『特定技能外国人の受入れに関わる運用要領』等に基づき、特定技能制度の概要だけでなく、必要となる試験や入国・在留申請手続きの流れ、就労に必要な支援計画等をわかりやすく整理しています。
詳細は下記国際厚生事業団のホームページをご確認ください。
https://jicwels.or.jp/fcw/seminar/2021