令和2年度 実施内容 ~日本書紀・藤原不比等を巡る奈良博覧プロジェクト~
2020年は、古代日本の形成を物語る日本書紀完成1300年、日本国の成立に大きな足跡を残した藤原不比等没後1300年にあたり、国の成立について現地で向き合い、奈良県、日本の歴史の奥深さを国内外に発信するため、下記イベント等を実施しました。
日本書紀完成・藤原不比等没後1300年記念事業
【記念シンポジウム】
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新型コロナウイルスの感染拡大を受け、オンラインでの配信に変更
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基調講演、パネルディスカッションのほか、わかりやすい映像等をもりこんで、知られざる古代奈良の魅力を紹介しました。
【動画配信中】
詳しくはこちらをご覧ください。
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奈良県立図書情報
館長公開講座
図書館劇場番外編
「語りかけ 天平の嵐」
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2020年5月~
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【動画配信中】
奈良県立図書情報館館長公開講座 ~図書館劇場番外編~「語りかけ 天平の嵐」
千田稔館長が、奈良時代に国中で蔓延した天然痘から、当時の政治問題などを掘り下げお話しました。
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奈良県立図書情報館
歴史講談と講演
「藤原不比等を語る会」
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2020年9月22日 |
藤原不比等とその周辺人物に焦点を当てた新作歴史講談と千田稔館長の講演を行いました。
詳しくは、こちら(図書情報館HP)をご覧ください。
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奈良県立図書情報館
能楽公演「海士」
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2020年11月1日 |
奈良発祥の古典芸能「能楽」の魅力を、藤原不比等ゆかりの演目「海士」を通じて紹介しました。詳しくは、こちら(図書情報館HP)をご覧下さい。
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奈良県立図書情報館
映像作家保山耕一による藤原不比等ゆかりの映像制作
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2021年1月30日~3月30日
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映像作家保山耕一による藤原不比等とゆかりの映像を制作し、館内ほかで上映しました。
詳しくは、こちら(図書情報館HP)をご覧ください。
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橿原考古学研究所イベント
「こども考古学講座」
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2021年3月6日、7日
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橿原考古学研究所附属博物館は、空調等の設備工事のため休館中ですが、子どもたちが楽しく考古学に親しむことができるようなイベントを開催しました。
詳しくは、こちら(橿原考古学研究所附属博物館HP)をご覧ください。
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【文化財修理・発掘調査現場公開】
古墳発掘調査現地公開
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(1)2020年11月21~23日
(2)新型コロナウイルス感染拡大を受け、オンライン配信に変更
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(1)普段立ち入ることのできない発掘調査現場の現地見学、歴史ウォークを開催しました。
(2)令和2年秋に実施した、奈良市最大の古墳の調査成果等について、調査担当者及び研究者が講演し、オンラインで配信しました。
※発掘調査の概要、現場公開の様子、講演会の内容を収録した記録映像を公開しています。【動画配信中】橿考研チャンネル(YouTube)
http://www.kashikoken.jp/__trashed2/
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【文化財修理・発掘調査現場公開】
建造物(古民家)修理現場公開
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⬛見学会
(1)2020年11月21日~23日
(2)2021年3月6日~7日
⬛見学エリア
2020年11月~2021年3月
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大和民俗公園には、県内各地から移築、復元された江戸時代の民家が15棟あります。そのうち、吉野から移築されてきた「旧前坊家住宅」、十津川村から移築されてきた「旧木村家住宅」の屋根の葺き替えを実施しました。修理が終わった古民家の見学会を開催しました。
※3月の見学会は、「梅まつり」と同時開催。
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参画型による日本博参加事業
上記のほか、各地域や団体の特色ある企画を公募し認定する「参画型」プロジェクトの認定を受け、下記プロジェクトも実施しました。
⬛奈良県立万葉文化館 にぎわいフェスタ万葉秋 実施時期2020年9月~2020年11月
『万葉集』解説連続講座や『日本書紀』成立1300年にちなんだ講座の開催など、古代文化の情報発信を行うとともに、多くの方に交流の機会を創出し、地域の方に親しみ・誇りを持っていただけるようなにぎわいを創出するイベントを行いました。
⬛奈良県立民俗博物館 ワークショップイベント 2020年8月~2021年3月
民俗博物館のある大和民俗公園内には昔懐かしい江戸時代の民家15棟を「町屋」「国中(奈良盆地)」「宇陀・東山」「吉野」の4ブロックに
分けて移築復原しております。
この古民家を活用し、子どもから高齢者まで一緒に参加してもらうことのできるワークショップを開催しました。
⬛奈良県文化財保存事務所 建造物修理現場の公開 2020年10月~2021年3月
普段は見ることのできない視点からお寺の歴史や隠れた魅力を感じていただくことのできる、奈良県文化財保存事務所が実施する寺院の建造物修理現場を公開しました。
・法隆寺東院礼堂(重要文化財) ・唐招提寺旧一乗院宸殿(重要文化財)