陝西省の省都西安
陝西省の省都である西安の魅力的なスポットを紹介します。
大唐不夜城

画像提供:陝西省人民対外友好協会
大唐不夜城は大雁塔の南に出来た、唐時代の風景を再現した文化・商業区です。貞観文化広場をメインとし、陝西大劇場、西安ミュージックホール、曲江美術館、曲江太平洋映画城といった四つの文化・芸術性のある建物からなっています。 ほぼ同じ高さの映画館と美術展示館は屋根がすべて二重の入母屋屋根でデザインされ、ミュージックホールと大劇場は四方が二重の入母屋屋根となる様式にデザインされています。 唐風の通りには、現代的なお店が集まり、毎日若者や観光客で夜遅くまで賑わっています。
西安鐘楼

画像提供:陝西省人民対外友好協会
西安鐘楼は、明朝初期の洪武帝時代の1384年に建てられ、西安市のシンボルとなりました。当初は広済街にありましたが、1582年に現在の場所に移されています。建物の高さは36メートルあります。上部には大きな鐘が一つ吊るされており、昔は人々に時を知らせるために鳴らされていたそうです。
西安港

画像提供:陝西省人民対外友好協会
西安港は、西安からヨーロッパ「一帯一路」沿線諸国までつながる中国国内最大の鉄道による国際内陸港です。ヨーロッパ発、中国宛の貨物はコンテナ国際貨物列車で16日間をかけて、ポーランド、ベラルーシ、ロシア、カザフスタンを経由し、中国新疆ウイグル自治区から中国国内に入り西安港まで届きます。西安港に集められた貨物はここから中国各地に輸送されており、物流の重要拠点となっています。