新型コロナウイルス感染症の流行下における妊産婦総合対策事業について
新型コロナウイルス感染症の流行が続く中で、妊婦の方は一般の方々以上に日常生活等が制約され、ご自身だけでなく胎児・新生児の健康等についても、強い不安を抱いて生活を送っている状況にあります。
そのため、不安を抱えている妊産婦の方に対し、この不安を軽減・解消するための支援として次のとおり実施していますのでお知らせします。
本事業の令和5年度以降の実施の継続及び内容については、現時点で未定です。
分娩前ウイルス検査を希望される妊婦のみなさまへ
(分娩前の新型コロナウイルス検査のご案内 ちらし)
新型コロナウイルスに感染した妊産婦に対する寄り添い型支援
(寄り添い型支援のご案内 ちらし)
1 不安を抱える妊婦への分娩前ウイルス検査
(準備が整った医療機関から順次開始します)
対象者
以下の全てにあてはまる妊婦の方
- 住所地が奈良県内にある者、もしくは住所地が県外にある者で、奈良県内の産科医療機関で分娩するため県内の実家等に在住している者、またはこれらに準ずるものとして知事が認める者であること。(妊婦の住所地が「奈良市を除く奈良県」の場合は奈良県が、「奈良市」の場合は奈良市が補助を行います。ただし、県外在住者については、奈良県が補助を行います。)
- 分娩予定日から概ね4週間以内であること。
- 発熱などの感染を疑う症状がないこと。
- 検査に係る事前説明を受けた上で、検査を希望するもの。
助成額
支払った検査費用を妊婦1人につき1回限り 20,000円を上限に助成します。20,000円を超えた金額は自己負担となります。
助成方法
(1)県内医療機関で検査を受ける場合
検査費用の請求は、医療機関を通じて申請いただきます。
かかりつけ産科医療機関へ検査を受けたい希望をお伝えください。
(2)里帰り出産等により他都道府県に所在する産科医療機関で検査を受けた場合
(妊婦の方が医療機関に検査費用をいったん支払い、奈良県に直接申請する場合)
奈良県以外の産科医療機関で新型コロナウイルス感染症の検査を受けられ、検査費用を窓口負担された場合に、妊婦の方が
直接申請することで、検査費用について2万円を上限として助成します。(償還払い申請・請求)
※ 助成対象期間は令和4年4月1日から令和5年3月31日に受けた検査となります。
※ 申請書・請求書は原則検査実施月の翌月10日までに下記提出先に提出ください。
令和5年4月1日以降の提出は受付できませんのでご了承ください。
ただし、令和5年2月または3月に検査を受けた場合のみ令和5年4月11日(火曜日)まで提出期限を延長します。
※ 他都道府県で補助を受けられた場合、重複して補助を受けることはできません。
申請書・請求書の提出先
奈良県(奈良市を除く)在住の方 ※
〒630-8501 奈良市登大路町30番地
奈良県健康推進課母子保健・人材確保対策係
電話:0742-27-8661
申請に必要な書類
- 奈良県不安を抱える妊婦への分娩前新型コロナウイルス感染症検査事業補助金交付申請書(償還払用)第2号様式 (PDF版) (Word版)
- 新型コロナウイルス検査等に要した費用の額が確認できる書類(領収書明細等)
- 申請者の住所が確認できる書類(運転免許証の写し等)
申請を受け、県において精査し、申請者の方へ交付決定通知を行います。
交付決定額を県に請求していただくことになります。
請求に必要な書類
- 奈良県不安を抱える妊婦への分娩前新型コロナウイルス感染症検査事業補助金請求書 (PDF版) (Word版)
※奈良市在住の方については、奈良市への提出となりますので、詳細は、奈良市(母子保健課)のホームページをご参照ください。
2 新型コロナウイルスに感染した妊産婦に対する寄り添い型支援
対象者
新型コロナウイルスの感染が確認された妊産婦の方で、健康面や出産後の育児に不安を感じ、支援を希望する方
支援の概要
助産師や保健師などの専門職が面談や電話等により、健康面や育児に関する助言や支援を行います。
費用は無料です。感染のため入院された医療機関において意向を確認します。
奈良市在住、奈良市への里帰りされている妊産婦の方は奈良市にお問い合わせください。
問合せ先
奈良県健康推進課 母子保健・人材確保対策係
電話 0742-27-8661