まほろばうた広場

県民だより奈良
2021年3月号

まほろばうた広場
お題
『いちご』
『いちご』
ジューシーさが特長の「アスカルビ-」や、香りと濃厚な味わいが特長の「古都華(ことか)」、果実がとても大きい新品種「珠姫(たまひめ)」など、奈良県では高品質のいちごが多く生産されています。
おみごと!
練乳をたっぷりかけてつまようじ今は手づかみ真っ赤ないちご
辻 嘉輝さん/20代・桜井市
【選評】改良された現在のいちごはそのままで十分甘いが、かつてのいちごは練乳をかけるのが常だった。
おみごと!
ああやはり君を残して帰れぬとレジを離れて手にするいちご
高橋 裕樹さん/40代・生駒市
【選評】擬人化したいちごのうま味や甘さが十二分に伝わる作。
初デート言葉をさがす指先でシヨートケーキのいちごが揺らぐ
吉河 義則さん/60代・葛城市
いちご狩り明日は待ってた遠足日てるてる坊主にいちごのみやげ
米澤 祐子さん/70代・下市町
早朝の春の光にかがやきて畑のいちごかごにいっぱい
照井 邦子さん/70代・三郷町
苺には子たちの笑顔がよく似合う草かんむりに母と書きつつ
鈴木 保彦さん/70代・葛城市
いちご摘む孫子(まご)の笑顔が楽しみで今日も汗して畑たがやす
澤田 勇さん/70代・天理市
【応募総数80首】多数のご応募ありがとうございました。
選者 現代歌人協会 筒井 早苗さん
《6月号の募集》
写真をお題として設定し、奈良らしい短歌を募集。皆さんから寄せられた短歌の中から、7作品を選定し、本誌に掲載します。特に「おみごと!」な作品には、
五條市のジビエを使った「ジビエカレー(鹿・猪)」
を2つセットでプレゼント。
ジビエカレー
※辛口です
6月号のお題
『お茶』
『お茶』
弘法大師(空海)が唐から持ち帰った茶の種子が始まりとされる「大和茶」。自然に恵まれた大和高原一帯は、日本でも有数の茶の産地として知られています。香り高く、濃厚な味わいの大和茶でほっと一息つきませんか。
《募集ルール》
◆原則5・7・5・7・7の31文字
◆文語・口語を問いません
◆応募数は1人につき1作品
◆未発表のオリジナル作品
郵送かFAX、HPから短歌作品・住所・氏名(ふりがな)・年齢・電話番号を下記へ。発表の際、匿名を希望される人は、その旨明記。
4/19必着
県広報広聴課 奈良県
電話 0742-27-8326
FAX 0742-22-6904
URL www.pref.nara.jp/38579.htm
※「県民だより奈良」は県内の各家庭にお届けしています。
 市町村窓口、県の施設などにも配置しています。
※点字と声による「県民だより奈良」も発行していますので、必要な方は県広報広聴課へご連絡ください。
 県では、経費削減のために、「県民だより奈良」の裏表紙に有料広告を掲載しています。
 広告の申込・お問い合わせは、株式会社キョウエイアドインターナショナル大阪支社(TEL:06-4797-8251)まで

お問い合わせ

広報広聴課
〒 630-8501 奈良市登大路町30
報道係 TEL : 0742-27-8325
広報制作係 TEL : 0742-27-8326 / 
FAX : 0742-22-6904
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県民相談広聴係 TEL : 0742-27-8327 / 
FAX : 0742-22-8653
相談ならダイヤル TEL : 0742-27-1100

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