奈良県では平成23年に「奈良県地域生活定着支援センター」を設置し、刑務所などを出所して奈良県への帰住を希望する人々に対して、入所中から本人がどのような生活を望んでいるかなどを把握、矯正施設を退所後すぐに必要なサービスを利用できるよう、関係機関と事前に調整を行い支援体制を整えるとともに、退所後のフォローアップも行ってきました。
令和4年度からはこれらに加え、刑事司法手続きの入口段階にある被疑者・被告人等で高齢又は障害により自立した生活を営むことが困難な方に対して、釈放後直ちに福祉サービス等を利用できるように支援を開始しました。
「奈良県地域生活定着支援センター」は、本人が地域の中で安心して自立した生活ができるよう「支援を必要とする人と福祉サービスの架け橋」の役割を担っています。
奈良県地域生活定着支援センター(pdf 5047KB)