奈良県による史跡整備状況

奈良県が実施している史跡の整備状況についてご紹介します。

史跡 高取城跡

史跡 高取城跡(昭和28年3月31日指定)は、高市郡高取町高取山に位置し、県内屈指の広大な山城です。

県では、昭和47年以降、高取城跡の整備を実施しています。

 

▼史跡 高取城跡保存活用計画 策定(令和2年度)

▼石垣カルテ報告書 掲載準備中(令和3年~6年度)

▼史跡 高取城跡整備基本計画 作成中(令和7年度)

史跡 太安萬侶墓

史跡 太安萬侶墓(昭和55年2月19日指定)は、墓誌の内容によって被葬者が判明した奈良時代の上級官人の火葬墓であり、その墳丘規模や構造、遺物の出土状況が学術的に明らかとなった点で極めて希有な事例です。県では昭和55年度以降、整備を実施しています。

 

▼史跡 太安萬侶墓保存活用計画 策定(令和4年度)

▼史跡 太安萬侶墓整備基本計画 策定(令和6年度)

史跡 興福寺旧境内 登大路瓦窯跡

平成29年度に文化会館・美術館及び周辺整備に伴い、奈良県婦人会館・奈良県消費生活センター跡地を対象に発掘調査を実施した際に発見された奈良時代後半~鎌倉時代初期の瓦窯跡です。

出土した瓦の供給先が興福寺であったことが判明し、創建後の伽藍整備を支えた瓦窯であったことが発掘調査で明らかになりました。令和4年3月15日に追加指定され、県では史跡の活用に向けて整備を行ってまいります。

 

▼史跡 興福寺旧境内登大路瓦窯跡整備基本計画 策定(令和6年度)